Home » リコー、ビジネス向け360度コンテンツサービスのポータル「RICOH360」を公開


業界動向 2019.02.15

リコー、ビジネス向け360度コンテンツサービスのポータル「RICOH360」を公開

株式会社リコーは、ビジネス・開発者向けに360度コンテンツを活用したソリューション・サービスを統合したポータルサイト「RICOH360」を公開しました。Webや実店舗での集客や、システム開発のツールとして利用が可能です。

リコーは2013年にワンショットで動画・静止画を撮影できる360度カメラ「RICOH THETA」を発売。ビジネス向けには、Webサイト内に360度コンテンツを表示する「THETA 360.biz」をはじめ、各種のソリューションを不動産、観光宿泊、ウエディングなど様々な分野へ提供しています。

「RICOH360」では、リコーが提供する360度コンテンツを活用した各種サービスを導入するための“玄関”としての役割を担います。「これまで同社が蓄積した360度の画像・映像データやログデータと、独自のデータ処理技術によって、360度ならではの価値を提供する」としています。今後は導入事例をわかりやすく紹介するコンテンツを追加予定、導入検討中の企業に対して最適なソリューションの提供を実現するとのこと。

RICOH360で提供するサービスは以下の通りです。

・「THETA 360.biz」
高品質な360度のコンテンツを誰でも簡単に作成可能。Webサイト、SNS、チラシ等のオンライン・オフライン広告への活用でマーケティングのパフォーマンスを向上させるサービス。

・「RICOH360 – Ad」
RICOH THETAで撮影した360度のイメージを活用したWebバナー広告。独自のAI技術が、データに基づいて広告素材を分析し、人の目をひきやすいクリエイティブを生成するサービス。

・「RICOH360 – VRステージング」
リアリティを追求した家具や小物などのCGを仮想的に配置して360度の空間を演出するサービス。

・「RICOH360 – Analysis」
「POPの集客効果はあった?」「どの展示が人気?」など、店内やイベント会場での来場者の行動を“見える化”し、今まで感覚的に把握していたことを数値化させるサービス。

・「RICOH360 – VR Presenter」
店舗の来店者にVR体験を提供。VRゴーグルで閲覧している360度の映像を接客担当者も同時に閲覧が可能なサービス。

・「RICOH360 – Snap」
RICOH THETAで撮影した画像をオリジナルの文字やスタンプで装飾し、カードや多面体に印刷。多面体を組立てて、思い出を360度の立体で楽しむことができるサービス。

・「RICOH Developer Connection」
画像・映像を活用するアプリケーション開発者のためのプラットフォームサービス。リコーが提供するSDKやAPIを活用することで、RICOH THETA/一眼レスカメラ/クラウドを活用するアプリケーションを開発できるサービス。

・「RICOH R Development Kit」
360度の全天球映像を、24時間ライブストリーミングできる全天球カメラ。工場の管理・監督やイベント等のライブストリーミングになど、様々な場面で利用可能なサービス。

(参考)株式会社リコー  プレスリリース


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード