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活用事例 2021.06.25

VR活用の現場遠隔管理システム、リコーらが新潟の工事現場に導入

株式会社リコー鹿島建設株式会社は、VRを活用した現場遠隔管理システムを、新潟県長岡市の大河津分水路工事に導入しました。これにより、遠隔地からでも現場のライブ映像や3Dモデル等の情報を共有しながら、コミュニケーションや意思決定を行うことが可能になりました。

VR遠隔現場管理システムは、リコーが提供する「リコーバーチャルワークプレイス(VWP)」。リコーバーチャルワークプレイスでは、VRデバイスを着用し、複数の人が同じVR空間でプロジェクトの確認が可能です。

2021年5月より運用スタート、遠隔からデータ共有

本取組は5月から運用が開始され、VR空間内でBIM/CIMモデルや点群データ、現場カメラのライブ配信映像を共有できることを3拠点から確認できたとのこと。

この工事は国土交通省の定める、3次元データを活用する「i-Constructionモデル事業所」に選定されており、BIM/CIMモデルによる施工計画・管理、3Dスキャナで取得した点群データの活用、水中可視化による河床の状況把握などの活用が進められています。

東京メトロの工事にも活用

「リコーバーチャルワークプレイス」は、東京建設とリコーによる東京メトロ銀座線の渋谷駅線路切替工事の実証実験にも活用されています。現実に近い環境を再現できるVR空間に場を移すことで、業務効率化を狙います。

(参考)株式会社リコー プレスリリース


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