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活用事例 2021.03.19

リコーが自社ショールームにVRプレゼンツールを導入 さらなる価値の向上を目指す

株式会社リコーは、リコーの製品などを体験できる商談スペース「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE Tokyo(RICOH BIL Tokyo)」にVRプレゼンテーションツールを導入しました。RICOH BIL Tokyoに来場した顧客に対し、VRでの情報を加えることで、対面でのコミュニケーションの価値を高めることを目指します。

RICOH BIL Tokyoは、2018年に東京・田町にて設立された、リコーの技術やサービスを体験できる商談スペースです。今回リコーはVRプレゼンテーションツールを導入し、VR空間にRICOH BIL Tokyoを再現。来場した顧客に対し、リコー製品の3Dモデルの表示や大画面のスライドでプレゼンを行うことで、ディスカッションの誘発やアイデア創発を促進させる、とのこと。

今回導入されるVRプレゼンテーションツールは、VR開発で知られる株式会社ハシラスの「キネトスケイプ。「キネトスケイプ」は、同社が長年続けてきたVRアトラクション開発の知見を活かしたツールで、オフサイトで複数人でVR空間に3Dモデル化されたプロダクトを手に取って様々な方向から見たり、建築物であれば内部に入って設計を確認したりなどができるツールです。スライド資料や口頭の説明だけでは伝えきれない、情報を体験として伝えることが可能です。今回のショールーム設計には、同じくVRアトラクション向けのコンテンツ開発を行ってきたダイナモピクチャーズも強力しています。

今後リコーは、VRプレゼンテーションツールの活用領域をさまざまな業種へ拡げ、新たなソリューションとして提供することを目指すとしています。

(参考)株式会社リコー プレスリリース


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