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投資 2018.10.24

スウェーデンの実力派VR/ARゲームスタジオが約8億円調達

スウェーデンを拠点としVR/ARゲーム開発を行うResolution Gamesは、シリーズBラウンドで750万ドル(約8.4億円)の資金調達を行ったことを発表しました。一体型VRヘッドセットOculus Questの登場等で盛り上がりを予感させる市場に対し、事業規模を拡大するとしています。

人気釣りゲーム等を開発したコンテンツスタジオ

Resolution Gamesは、世界的に人気を博したゲーム「キャンディクラッシュサーガ」シリーズの制作に携わったクリエイターらが設立したVRコンテンツスタジオです。これまで釣りゲーム「Bait!」、様々なミニゲームを遊べる「Wonderglade」等のタイトルをリリースしてきました。

また直近では、MRデバイスMagic Leap One向けに「Angry Birds FPS:First Person Slingshot」を配信開始しました。

累計調達額は約15億円に

今回の出資に参加したのは、Sisu Game Venturesといった複数のベンチャーキャピタル、Unity創業メンバーのDavid Helgason氏ら個人投資家です。Resolution Gamesは2015年にもシリーズAラウンドで600万ドルの資金調達を行っており、累計調達額は1,350万ドル(約15億円)に上ります。

Resolution GamesのCEO、Tommy Palm(トミー・パーム)氏は今回の資金調達について「これらの投資家チームがバックにつくことで、我々は規模を拡大し、成熟した市場でも優位に立つことができます」と話しています。

そして、「当社のタイトルは業界から注目を集めています。またOculus Questのような楽しみな新しいプラットフォームも登場しており、プレイヤーの増加やマルチプレイヤー市場が実現すると予想します。非常に楽しみな時です」と今後への期待を示しています。


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