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PlayStation VR 2021.08.06

【PSVR】ディスプレイはHDR対応? ソニーの新型VRの新情報を海外メディアが報じる

2021年現在、開発が正式に発表されているものの、情報は(公式には)あまり公表されていない、ソニーの次世代VRシステム(※)。同デバイスの更なる情報を掴んだとするYouTubeチャンネルが現れました。

(※:名称がPlayStation VR2になるかは未確定)

次世代システムについて

ソニーの次世代VRシステムは、2022年以降にリリース予定。スペックの詳細は発表されていませんが、一部メディアは入手した情報から、以下のような仕様を報じています。

・ディスプレイは有機EL、解像度は片目2,000 × 2,040
・IPD(瞳孔間距離)調節用ダイヤル付き
・フォービエイテッド・レンダリングに対応するアイトラッキング機能
・PlayStation 5にはUSB-TypeCで接続
・インサイドアウト方式のトラッキング
・頭部マウントハプティクス

サミットで公開された情報か

今回の新情報を報じたチャンネルの名称はPSVR without Parole。米メディアRoad to VRは、これらの情報は、先日行われた開発者向けのバーチャルサミットで開示されたものであると推測しています。

PSVR without Paroleによれば、新型VRシステムのディスプレイはHDRに対応しており、視野角は110度、PlayStation 5本体には、新型VRシステム向けに、“フレキシブル・スケール・レンダリング(FSR)”と呼ばれるシステムが導入されるとのこと。Road to VRは、その名称が、Oculusの“fixed foveated rendering (FFR)” と類似していることを指摘しています。

PSVR without Paroleは、2021年3月に披露された、次世代VRシステム向けのハンドコントローラー(上記画像)は、同システムに同梱される形で展開されると説明しています。なお同チャンネルによれば、ソニー内部では依然として、デバイスを指す名称として「次世代VRシステム(Next Gen VR)」が使用されているとのことです。

今回の情報は正式なものではなく公式発表を待たなければなりませんが、PlayStation 5向けの次世代VRはPSVRから大きく飛躍した性能になりそうです。

(参考)Road to VR

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