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企業動向 2024.10.22

メタバース間をまたいで使えるアバタープラットフォーム「PlayerZero」がリリース

アバター向けサービスを展開するReady Player Meが、一般ユーザー向けアバタープラットフォーム「PlayerZero」をリリースしました。「PlayerZero」は、ユーザーが作成したアバターを複数のバーチャル空間やゲームで使用できるシステムです。

PlayerZeroは、ユーザーが自分の個性を反映したアバターを作成し、それを様々なバーチャル空間で使用できる”相互運用可能な”アバターシステムです。ユーザーは複数のバーチャル空間で、一貫したアイデンティティを維持できます。

PlayerZeroの特徴的な機能の1つは、収集したデジタルアセットを統合できる点にあります。ユーザーは、様々なプラットフォームで収集した髪型、衣服、アクセサリー等のアイテムを使ってアバターをカスタマイズできます。NFTを活用したアバターやデジタルアイテムの収集も可能とのこと。

開発を手がけたReady Player Meは、エストニアに拠点を構え、メタバース向けのアバター作成プラットフォームを開発・運営企業です。社名と同じ「Ready Player Me」を2020年にリリースしており、開発者がパートナーゲームや仮想体験にアバターを提供できるプラットフォームとして機能してきました。一方、新しく発表された「PlayerZero」は、よりコンシューマー体験に焦点を当てたプラットフォームとなっています。

Ready Player Meは、「Z 世代の消費者は他のどの世代よりもオンラインで過ごす時間が長く、アバターで自己表現する場面も多いため、アバター用のデジタルアセット購入は、物理的なモノを購入するのと同じくらい一般的になっている。そのため、アバター ブランドはプラットフォーム互換性を提供しなければならない」と語っています。同社は今後、ゲームやファッションブランドとの独占的なパートナーシップ締結も目指す方針です。

(参考)AUGANIX


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