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投資 2020.10.20

超広視野角VRのPimaxが2,000万ドル調達、顧客サポートやロジスティクス改善へ

中国のVRヘッドセットメーカーPimaxは、シリーズBラウンドで2,000万ドル(約21.2億円)の資金調達を行いました。これまで同社のボトルネックとなっていた、ロジスティクスや顧客サポートの改善を図ります。

2017年Kickstarterで話題に

Pimaxは高解像度・広視野角のVRヘッドセット「Pimax」シリーズを開発しています。2017年9月~11月にはクラウドファンディングサイトKickstarterで出資を募り、420万ドル(約4.6億円)を獲得しました。同年12月には、シリーズAラウンドで約1,500万ドル(約15.8億円)の資金調達に成功しています。

Pimaxシリーズは、視野角200度と高解像度を特徴とするVRヘッドセットです。2020年に発売された「Pimax Vision 8K Plus」は、両目8K(片目あたり4K)という高解像度に加え、フルRGBディスプレイを搭載するなど、文字通りのハイエンドモデルに仕上がっています。

“開発のまったく新しい段階”へ

同社の設立者であるRobin Weng氏は、Pimaxは新型コロナウィルスの流行下でも生産工程を改善し、量産規模の拡大に成功したとコメント。さらに今回調達した資金により、様々な課題解決の迅速化が図れるとし、「Pimaxがまったく新しい開発の段階に入る、はっきりとしたマイルストーンになる」と述べました。

「Pimax 8K」はMogura VR Storeでも販売中

株式会社Moguraでは、自社ストア「Mogura VR Store」にて、「Pimax Vision 8K Plus」を販売中です。価格はヘッドセット単体で税別105,000円、オーディオストラップ同梱版は税別115,000円となっています。

(参考)Road to VR
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