株式会社パソナグループとAVITA株式会社の協業開始が発表されました。両社は、新たな雇用創造と新産業創造を目指す「アバター人材雇用創出プロジェクト」を10月20日より開始。新しい雇用のあり方を提案し「雇用DX」の実現を目指すとしています。
協業の第一弾として「コンシェルジュアバター」サービスを展開
「アバター人材雇用創出プロジェクト」ではアバターを通して働ける「アバターワーク」サービスを二社共同で開発・提供するほか、アバター活用サービスの推進を行う人材を育成します。パソナグループとAVITAによれば、「アバターを活用した就業機会の拡大は、様々な事情により物理的な移動が難しい方の就業を可能にすると共に、人材の持つ様々な才能・能力を拡張することで、全く新しい領域での雇用創出や、デジタル空間を前提とした新しい雇用のあり方の創造が期待されている」とのこと。アバターを活用した地域情報発信や、仮想空間を用いた地方創生プロジェクトに取り組み、地域との交流人口の増加も目指します。
本競合の第一弾として、AVITAとパソナグループが共同開発したアバターを活用し、パソナグループが兵庫県淡路島で展開する、飲食・宿泊・観光施設等の総合問合せ・予約窓口「淡路コンシェルジュアバター」サービスを年内に提供予定です。
パソナグループとAVITAは、「企業依存社会から個人自立社会へと社会のあり方が変革する中、アバター活用を通じて企業の雇用DXをサポートし、多様な人材が活躍できる社会の実現を目指していく」とコメントしました。
(参考)プレスリリース