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業界動向 2022.08.23

NTTデータが海外6カ国に「イノベーションセンタ」設立 メタバースや量子コンピューターをテーマに研究

8月19日、株式会社NTTデータは海外6カ国に「イノベーションセンタ」を設立し、2022年8月より活動を開始することを発表しました。各拠点で注力する技術開発のテーマを定め、新たなビジネスの創出を目指します。現在、先行してメタバースやデジタルツイン、デジタルヒューマン等の技術検証、顧客提案の取り組みを進めています。

日中ではメタバース、日欧では量子コンピューターに注力

NTTデータは「5~10年先に主流となりそうな技術を見極め、新しいビジネスを創出する」先進技術活用力の強化を進めています。今回発表された「イノベーションセンタ」は、日本、北米、イタリア、ドイツ、中国、インドの海外6カ国に設立されます。

各拠点にはリサーチャー、コンサルタント、エンジニアを中心とした100名を配置。今まで世界中に点在していたイノベーション人材を集結させ、各国企業との先進技術における研究開発を進め、新たなビジネスを創出する狙いです。

各国イノベーションセンタの取り組みテーマは下記の通りです(2022年8月時点、随時追加、変更を検討)。

日本 – NTT研究所技術:ゲノム、メタバース、量子コンピューター
北米 – 顧客接点関連技術:デジタルヒューマン、スマートシティプランニング
イタリア・ドイツ – データ処理・シミュレーション技術:量子コンピューター、デジタルツイン
中国 – ハードウエア関連技術など、リモートセンシング技術(LiDAR)、メタバース
インド (※インドはプロトタイプ開発の拠点としての体制づくりを進めています。)

NTTデータは、2025年度末までに各国300名体制へ増強し、先進顧客との中長期R&Dパートナーシップを50件以上創発することを目標として掲げています。

(参考)プレスリリース


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