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テック 2020.05.31

新たなARデバイスがクラウドファンディングへ オープンソース「North Star」を活用

米Leap Motion社(現Ultraleap社)が2018年に公開したARヘッドセットのオープンソースプロジェクト「Project North Star」。このプログラムを元に開発されたデバイスが米国から登場。クラウドファンディングで、最先端AR技術の普及を目指します。

オープンソースのARヘッドセット

「Project North Star」は、2018年4月にLeap Motion社が発表したARヘッドセットのプロトタイプです。片目1600×1440の高解像度、100度以上の広視野角に加えて広範囲でのハンドトラッキングを備え、注目されてきました。同年6月にはオープンソースで設計図を公開。100ドル未満でデバイスが実現すると謳いました。

Kickstarterで射出成形モデル実現へ

今回デバイスを開発したのは、米国のスタートアップCombine Realityです。同社のCR Deck Mk.1は「Project North Star」を元に、”先端のAR技術をより手に入れやすく”することを目指します。

同社は今後クラウドファンディングのKickstarterを行い、「(3Dプリンター加工でなく)射出成形バージョンのProject North Star」を実現すると表明しています。Twitterでは後継モデルのイメージ図も公開。詳細は未公開ながら、継続的にこのARヘッドセットに取り組む方針をうかがわせています。

5月31日現在クラウドファンディングのスケジュールは発表されていませんが、Combine  Realityは自身でデバイスを作成したいユーザー向けに「Project North Star」用のキットを販売しています。同社のヘッドセット詳細については、Kickstarterでの公開が待たれます。

(参考)Upload VR


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