Home » 日経新聞がARアプリ活用のアイデアコンテスト開催、「新聞×AR」の可能性探る


業界動向 2019.09.05

日経新聞がARアプリ活用のアイデアコンテスト開催、「新聞×AR」の可能性探る

株式会社日本経済新聞社(日経新聞)は9月5日、新聞とARの組み合わた表現のアイデアコンテスト「日経ARアワード」の開催を発表しました。従来のように新聞を「読む」だけでなく、新たな体験の可能性を広げるアイデアを募集します。

新聞の新たな「体験」アイデアを募集

日経新聞は2018年11月にARアプリ「日経AR」をリリースしています(App Store / Google Play)。紙面の写真やイラストを日経ARアプリで読み取れば、あらかじめ設定された映像や音声が再生・視聴できる仕組みです。

(新聞のコンテンツを拡張する「日経AR」。3Dアニメの表示や動画再生、GPSと連動したコンテンツ配信機能なども備えている)

「日経ARアワード」では、この日経ARと日本経済新聞を組み合わせた表現のアイデアを広く募集。主催の日経新聞、および協賛企業である旭化成ホームズ、川崎重工業、テレビ東京・BSテレ東が提示する「応募課題」に沿ったアイデアをそれぞれ募集します。

応募課題との整合性やARを使いたくなる表現かどうか、連動性やストーリー性などを審査し、優秀なアイデアは「グランプリ」(1点)や「協賛社賞」(4点)が贈られます。

本アワードの概要、および各社の応募課題はそれぞれ以下の通りです。応募要項や課題内容などの詳細な情報はこちらのページから。

「日経ARアワード」開催概要

募集内容

協賛企業が提示する「応募課題」に沿って、新聞とARの組み合わせで表現するアイデアを募集
(※応募はアイデアをまとめた5枚程度のスライドを送付)

募集期間

2019年9月1日(日)~10月20日(金)

スケジュール

2019年11月……協賛社賞決定、紙面発表
2019年12月または2020年1月……グランプリ決定、紙面発表、表彰式
(※スケジュールは変更になる場合あり)

表彰内容

「グランプリ」(1点、賞金30万円)
「協賛社賞」(名称は「企業名+賞」4点、賞金各10万円)

審査内容

「グランプリ」は応募アイデア全体の中から審査委員が審査し決定
「協賛社賞」は「応募課題」を提示した各社がそれぞれ審査し決定
(賞の名称は「企業名(商品名)+賞」)

審査基準

①応募課題との整合性
②ARアプリを使いたくなる新聞の表現
③新聞〜ARの連動性/AR表現アイデア

各社応募課題

■旭化成ホームズ:
日々忙しく、現代を生きる共働き子育て世代に向けて「住宅」にできること、共働き子育て家族を応援するメッセージを新聞広告と日経ARで表現してください。

■川崎重工業:
川崎重工が持つ、「自分たちがカワる、そのサキへ向かって挑戦する」という想いと、「社外がカワっていく、その一歩サキへ」という意思を、新聞広告と日経ARで表現してください。

■テレビ東京・BSテレ東:
テレビ東京・BSテレ東では、新聞広告と日経ARを使った企業PR、もしくはテレビ東京グループの番組をPRするユニークなアイデアを募集します。

■日本経済新聞社:
日本経済新聞に掲載された記事、広告の中から1つを選び、紙面だけでは伝えきれない情報を日経ARを使って表現するアイデアをお寄せください。

公式Webサイト

https://araward.nikkei.co.jp/

(参考)株式会社日本経済新聞社・「日経ARアワード」


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード