株式会社stuとKDDI株式会社は、リアルタイムクラウドレンダリングを採用したコンテンツ「願いツナグサクラ VIRTUAL ver.β Presented by au VISION STUDIO」を発表しました。
低スペックな端末でも高精細なバーチャル空間を体験可能に
stuの「リアルタイムクラウドレンダリング技術」は、レンダリング処理をスマートフォンやPC等のクライアント端末ではなく、サーバー側で行う技術です。この技術により、個別のアプリインストールが不要かつ、従来より高精細なバーチャル空間を体験することが可能となっています。コンテンツ製作者側にとっては、端末スペックの制約が軽減され、制作するバーチャル空間の表現の幅が広がることになります。
stuによれば、「願いツナグサクラ VIRTUAL ver.β Presented by au VISION STUDIO」ではリアルタイムクラウドレンダリング技術を活用し、1000本以上の桜、1000個以上の絵馬、月明りが差し込む表現を行うボリューメトリックフォグや、水面の反射表現などの高密度・高精細な表現を実現したとのこと。
また、本技術の応用例として「商業施設空間」「都市空間」「ライブコンサート空間」のような高精細なバーチャル空間を、あらゆる端末で楽しむことができることを想定しています。
(参考)プレスリリース