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活用事例 2021.03.22

日本マイクロソフト、HoloLensの導入効果・活用方法カタログを公開

日本マイクロソフト株式会社は、法人向けMRソリューションをまとめた「Mixed Reality パートナー ソリューション カタログ」を公開しました。マイクロソフトのパートナー企業による各ソリューションの特徴、導入効果および活用シーンなどが掲載されています。

マイクロソフトは、2017年より企業が顧客に対してMRソリューションやMRデバイス「HoloLens 2」を用いたソリューションの提供を可能にする「Mixed Realityパートナープログラム」を展開しています。

今回公開された「Mixed Reality パートナー ソリューション カタログ」には、マイクロソフトのパートナー企業である12社の14のソリューションが掲載。掲載企業の業種は製造業から自動車業界、建設、教育、医療、サービス業、エンターテイメントなど様々です。

各企業のソリューションのほか、MRデバイス「HoloLens 2」の使用方法から、デバイス管理、MRビジネスアプリケーションの導入など、法人を対象とした導入支援サービスについても掲載されています。

本カタログに掲載されているMRソリューションをいくつかを紹介します。

株式会社インフォマティクス:GyroEye Holo

インフォマティクスの「GyroEye Holo」は、現実空間に原寸大の図面データを表示できるソリューション。設計CAD図面や3Dモデルデータなどをデータ変換し、HoloLens 2を介して1分の1スケールで現実空間に投影することができます。GyroEye Holo には、建設・土木やエンジニアリング、製造などの作業現場にて、すぐに業務に活用できる基本機能が搭載されているとのことです。

株式会社ホロラボ:mixpace (ミクスペース)

株式会社ホロラボの「mixpace」は、手軽に3DCADやBIMで作成したデータをAR/MR対応デバイスで確認が可能なモデルに変換できる製造業・建設業向け可視化ソリューションです。2021年3月にはマイクロソフトの「Azure Remote Rendering」に対応し、HoloLens 2単体では難しい、1億ポリゴンクラスの3Dモデルの表示などが可能になりました。

南国アールスタジオ株式会社:WHITEROOM

南国アールスタジオ株式会社の「WHITEROOM」は、MRを活用した遠隔会議ソリューションです。ユーザーは遠隔地からアバターとして会議に参加でき、3Dモデルやオフィスドキュメント、PDF、画像、動画などを共有しコミュニケーションできます。HoloLens 2のほか、iPadやiPhone、PCにも対応しており、どのデバイスからも同じ会議に参加可能です。

カタログに掲載されている企業は以下の通りです。

・株式会社インフォマティクス(GyroEye Holo)
・株式会社ホロラボ(mixpace、TechniCapture、手放しマニュアル)
・南国アールスタジオ株式会社(WHITEROOM)
・DataMesh株式会社(DataMesh Director)
・株式会社アウトソーシングテクノロジー(AR匠)
・株式会社ナレッジコミュニケーション(ナレコムVR)
・株式会社ポケット・クエリーズ(QuantuMR)
・株式会社電通国際情報サービス(Mixed Reality in Factory)
・日本電気株式会社(Technology Experiment Program)
・株式会社ニコン・トリンブル(Trimble Connect for HoloLens)
・アバナード株式会社(Smart Engineering導入サービス)
・Taqtile(Manifest)

(参考)Microsoft Windows Blog


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