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活用事例 2021.02.26

マイクロソフトの年次カンファレンス、基調講演はソーシャルVRから視聴可能に

マイクロソフトは2021年3月2日(現地時間)より、年次カンファレンスMicrosoft Igniteを開催します。本カンファレンスのうち、基調講演(Keynote)はソーシャルVRプラットフォーム「AltspaceVR」内でも実施される予定です。

「AltspaceVR」は、2013年にスタートしたソーシャルVRプラットフォーム。ユーザーはアバターを介して交流できるほか、ミニゲームをプレイしたり、YouTubeの動画鑑賞などが可能でした。マイクロソフトは2017年にこの開発・運営を行っていたAltspaceVR社を買収し、主にイベント向けのプラットフォームとして展開しています。

「これまで見たことがないほど没入的」な講演に?

Microsoft Igniteの「AltspaceVR」での開催は、マイクロソフトのAI/MRチームのテクニカルフェローであり、「HoloLensの生みの親」ことアレックス・キップマン氏が告知しました。キップマン氏は、今回の基調講演は「これまで見たことないほど、没入的な」体験になるとコメントしました。

2021年2月26日現在、Microsoft Ignite公式のQ&Aページでは、AltSpaceVRアプリを使用するVRヘッドセットの対応プラットフォームからダウンロードして起動、マイクロソフトアカウントの作成が必要となるとのこと。対応VRヘッドセットは、Windows Mixed RealityヘッドセットやHTC VIVE系列のVRヘッドセット、およびOculus RiftやRift S、Oculus QuestとQuest 2など、非常に幅広い模様です。

基調講演以外にも「MRの未来」が語られる

なお、2021年のMicrosoft Igniteには、「HoloLens」とコンピュータービジョンのディレクターのSimon Skaria氏が登壇予定。同氏の講演では、MRに関する未来のビジョンを含めた内容が語られるとのことです。

(参考)Road to VRMicrosoft Ignite

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