Metaがスマートグラス「Ray-Ban Meta」の普及を目的に、実店舗展開を検討していると報じられました。米メディアBusiness Insiderは「同社は小売スタッフの雇用や複数の物理店舗の開設を計画しており、今後の市場競争に備えてユーザーに直接体験の場を提供する方針」としています。

(写真は2024年後半に期間限定で米ロサンゼルスで展開した実店舗「Meta Lab」)
報道によれば、Meta社内のコミュニケーションから、小売展開に関する初期計画の存在が明らかになったとされます。
この構想は、2024年後半に展開されたポップアップストアを上回る規模が想定されており、Appleのような直営店舗戦略に倣う可能性があるとも伝えられています。ただし、計画はまだ初期段階の模様です。
Ray-Ban Metaは、世界最大のアイウェアメーカーEssilorLuxotticaと共同開発されました。カメラでの撮影や音声アシスタント「Meta AI」の活用、耳に触れずに音が聞こえるスピーカーなどを搭載しており、デザインやレンズ構成も多彩に用意されています。全世界で200万台以上が販売され、MetaのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏がその成果を高く評価しています。また、EssilorLuxotticaのCEOであるフランチェスコ・ミレリ氏は、生産能力を2026年末までに年間1,000万台規模に拡大する計画を発表しています。
Metaは、VRヘッドセットなどハードウェアを普及させるにあたり、これまでも実店舗での体験提供に取り組んできました。2016年以降は家電量販店Best Buyとの提携によるデモ展示や、期間限定のポップアップストアを複数回展開しています。現在は、2022年から常設の「Meta Store」を運営中。VRヘッドセット「Quest 3」やスマートグラス「Ray-Ban Meta」の体験が可能です。
2024年後半にはロサンゼルスでRay-Ban Meta専用のポップアップストア「Meta Lab」も期間限定で展開されました。
スマートグラス市場では他社の動きも活発化しています。Googleは開発者向けイベント「Google I/O」で、Android XRを搭載したグラス型デバイス計画を発表。Warby ParkerやGentle Monsterなど、アイウェアメーカーとの提携を通じて、2025年中に本格的な開発を開始する予定です。
なお、現時点でMetaが新たにどの地域で店舗を展開するか、あるいは具体的な開設時期についての情報は明らかにされていません。
(参考)UploadVR
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