10月15日(火)に発売された新型VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3S」。早速購入して、VRやMRのコンテンツを始めて体験したユーザーもいるでしょう。しかし、ストアに並ぶアプリの中で、何から選べばいいか分からない人も多いはず。まずは、気軽にインストールできる無料アプリから試してみませんか?
Metaストアには、メタバースからお絵かきソフト、仕事向けアプリまで、多種多様なコンテンツが揃っています。色々触ってみると「こんなことも出来るのか!」という気づきがあるはず。
今回はMoguLive編集部オススメの無料VR/MRアプリを紹介します。
目次
・YouTube VR
・VRChat
・XBox Cloud Gaming
・Steam Link
・Open Brush
・immersed
YouTube VR
Meta Quest版YouTubeアプリ「YouTube VR」では、動画や配信、VR動画などを観ることができます。画面サイズを変えれば、ホームシアター気分での視聴も可能です。
また、複合現実(MRモード)を選択すれば、現実の景色を見ながら映像を視聴できます。スクリーンが認識した部屋の壁に沿うように配置されるので、映像を壁や天井に貼り付け可能に。寝転がったり座ったり好きな角度で楽しめます。
他にも、有料会員登録は必要ですが、「Amazon Prime Video」もMRでの視聴に対応。現状ではMRモード非対応ですが、DMMなどの動画アプリも配信されています。
VRChat
近年、急激に盛り上がっているソーシャルVR「VRChat」。日本人ユーザーも多く、メタバースでの交流の面白さをすぐに実感できるのが魅力です。スマートフォン版やPCデスクトップ版でもプレイできますが、VRヘッドセットによる圧倒的な没入感は他では体験できません。
(ゲーミングPC接続時と比べて)入場できるワールドや導入できるアバターに制限はあるものの、Meta Quest 3S単体でも遊べます。なかには、Questシリーズユーザーのみで集まるコミュニティ主催のイベントなども自主的に実施されているので、SNSなどで探してみてください。
メタバースでは他にも「clutser」「Roblox」「Rec Room」「Meta Horizon Worlds」などが無料で体験可能です。それぞれ特色が違うので、まずは色々体験してみることをおすすめします。
XBox Cloud Gaming
「XBox Cloud Gaming」では、XBoxアカウントに紐づければ、Meta Questを被ったままXBoxのゲームで遊べます。家の中にPCやXBox、大画
面のディスプレイがなくても、Meta Questのウィンドウでゲームを遊べるのがポイントです。
配信されている有料タイトルを遊ぶには「Xbox Game Pass Ultimate」の加入が必要ですが、「フォートナイト」といった基本無料タイトルはそのままでも遊べます。また、コントローラーはBluetoothで接続可能で、コードレスで遊べるのも魅力です(Xboxワイヤレスコントローラーだけでなく、DUALSHOCK 4やNintendo Switch Proコントローラーにも対応)。
Steam Link
「Steam Link」は、Meta QuestをPCとWi-Fi接続することでSteamVRのゲームが遊べるアプリです。Quest LinkやAir Linkを介さなくても、すぐにSteamVRを起動できるのが強みで、Steamにしか配信されていないVRゲームや、PC版VRChatを遊ぶのに便利です。
有線接続のQuest Linkや有料アプリ「Virtual Desktop」と比べるとやや安定性にはかけますが、それでも十分なほど機能してくれます。VRでないPCゲームも大型スクリーンで遊べますが、バーチャル空間内での起動になるため重いので注意してください。
Open Brush
「Open Brush」は、空間そのものに自由に絵を描ける、無料のVRお絵描きアプリです。オープンソース化した「Tilt Brush」の機能を引き継いでおり、片方の手でブラシを握り、もう片方の手で色やツールを操作するなど、直感的に絵を描けるのが特徴です。
MRモードにも対応していて、現実にバーチャルの絵を描く体験は、部屋中に落書きをするような楽しさがあります。完成した作品をシェアするのもおすすめです。
immersed
「immersed」は、VR/MR空間上にワークスペースを用意できる無料のバーチャルオフィスです。PCと接続すると複数のバーチャルスクリーンを表示させられ、PCの作業をそのままバーチャル空間で行えます。対応PCはWindows/Mac/Linuxです。
immersedでは手元の机をスキャンし、現実のキーボードのみを映してバーチャル空間で作業できます。一方MRモードでは、現実空間上にバーチャルディスプレイを並べられます。ディスプレイの枚数は無料でも3枚置くことができ、サイズも自由に変更可能。ひとりで作業するだけでなく、フレンドを複数人ルームに招待できます。