Metaは2026年4月8日、ウェブ上でVRコンテンツを構築するオープンソースフレームワーク「Immersive Web SDK(IWSDK)」に、AIエージェントを活用した統合開発ワークフローを追加したと発表しました。
IWSKDは昨年のMeta Connectで公開されたフレームワークです。物理演算やハンドトラッキング、空間UIといったVR開発における複雑な処理をあらかじめ担う設計になっています。
今回追加されたワークフローでは、AIがコードの生成から動作テスト、バグの修正までを自律的に繰り返します。開発者はAIコーディングツールでプロジェクトを開き、作りたい内容を自然言語で入力するだけ。コードを書かずにVR体験を構築できます。対応ツールはClaude Code、Cursor、GitHub Copilot、Codexなどです。
AIはVRシーンのスクリーンショットを撮影し、オブジェクトの位置や関係性を把握した上でコードを生成します。動作に問題があれば自動で修正し、解決するまでこのサイクルを繰り返す仕組みです。「動きが速すぎる」といった自然な言葉によるフィードバックにも対応しています。
このワークフローの効果を検証するため、Metaは既存のウェブVRアプリ「Project Flowerbed」のコードベースをゼロから再構築しました。元々は数万行のカスタムコードが必要だった同アプリを、わずか15時間で再構築できたとしています。
開始にはNode.js 20以上とChrome/Edgeブラウザ、いずれかのAIコーディングツールが必要です。ターミナルで「npm create @iwsdk」を実行し、プロジェクトをAIツールで開いて内容を入力するだけで開発を始められます。ヘッドセットがなくても開発・テストが行えます。実機テスト用としてMeta Questヘッドセット(Quest 3、3S、Pro)が推奨されています。
IWSKDはMITライセンスのオープンソースとして公開されており、詳細はiwsdk.devで確認できます。
Immersive Web SDK(IWSDK) 詳細
| 発表日 | 2026年4月8日 |
| フレームワーク名 | Immersive Web SDK(IWSDK) |
| 対応AIツール | Claude Code、Cursor、GitHub Copilot、Codex |
| 動作環境 | Node.js 20以上、Chrome/Edgeブラウザ |
| 推奨ヘッドセット | Meta Quest 3、3S、Pro(必須ではない) |
| ライセンス | MITライセンス(オープンソース) |
| 公式サイト | iwsdk.dev |


