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業界動向 2019.01.12

「開発と販売は続いている」ARヘッドセットメーカーMeta、破産報道を否定

2019年1月11日、ARヘッドセットメーカーのMeta社はメディアで破産の報道が出ていたことを受け、同社の破産を否定しました。

Metaは、非常に短い簡潔なプレスリリースを発出しました。その中で、「破産との噂が出ているがそれは事実ではない」として上で、「引き続き、製品開発と販売、サポートをエンジニアと専門家の完全な体制で行っている」と記しており、報道を否定しました。

Metaは、2012年に創業し、累計調達額は80億円を超えています。2016年にはARヘッドセットMeta2の開発者版の提供を開始しました。

しかし、2018年後半からMetaに関するネガティブなニュースが続いていました。2018年9月には、約2000万ドル(約20億円)を目標金額とした資金調達に失敗し、従業員の65%を一時解雇したことが報じられていました。

そして、2019年に入ったばかりの先日、特許侵害による訴訟を起こされており、その関連文書にて「破産」を示唆する文言が使用されていたことから、破産の噂が広がりました。

Meta2は公式ストアにて販売されていましたが、2018年後半には販売が停止していました。Mogura VRが確認を行ったところ、2019年1月11日現在、Meta2の在庫は復活(ストアページによると、在庫数は190個)し、販売が行われています。

(参考)プレスリリース


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