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業界動向 2023.03.28

MESON、3D都市モデルを活用した都市AR・メタバース連携プラットフォーム「arium」を開発

AR/VR関連の研究開発を行う株式会社MESONは、国土交通省が推進する日本全国の3D都市モデルの整備・オープンデータ化プロジェクト「PLATEAU」の一環で、ユーザーと事業者が双方向で交流・体験できるAR・メタバース連携プラットフォーム「arium(アリウム)」の開発を発表しました。


(出所:プレスリリース)

モバイル・PC双方でバーチャル都市空間を楽しめる

ariumは、実在する都市とそれを再現したバーチャル都市空間を舞台に3Dコンテンツを使って遊ぶコミュニケーションアプリです。MESONが提供するXR開発システム「GAUGUIN CMS」をもとに開発されました。利用方法は「モバイルARアプリ」「PCメタバースサイト」の2通りです。


(出所:プレスリリース)

(1) モバイルARアプリ:アプリのカメラを通して他のユーザーが設置した3Dコンテンツを発見でき、リアクションやコメントを残せます。


(出所:プレスリリース)

(2) PCメタバースサイト:3Dコンテンツの配置が同期されたバーチャル都市にアクセスすることで、離れた友人や家族とも同じ体験を共有できます。

ariumが実現する新たなXR体験

2022年4月から2023年3月にかけて、博報堂DYホールディングスと共同で、このプラットフォームを用いた実証実験が行われました。その結果を踏まえて同社は、「日本各都市を訪れるユーザー向けに、アニメやマンガなどのキャラクターの3Dコンテンツを街中に配置しておくことで、新たな都市周遊体験やブランドとファンのコミュニケーション接点創出が望めます。また、店舗・商業施設では、商品の情報やクーポンの配布や、NFTなどのデジタル商品の販売をarium上で展開できると考えております」と述べています。

(参考)プレスリリース


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