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セミナー 2023.05.16

「Meet XR 2023 in 関西」出展企業27社・講演者15名の顔ぶれが発表、MR医療・VR研修・メタバース教育など

5月30日・31日に開催されるXR・メタバースビジネス体験展示会「Meet XR 2023 in 関西」の出展企業27社・講演者14名の顔ぶれが発表されました。来場チケットは前売り券1枚2,200円(税込)で2日間とも参加でき、講演アーカイブも視聴できます。

※2023年5月16日時点の情報です。講演情報は随時更新されます。

出展企業とブース詳細

(五十音順・敬称略)

大ブース

  • THINK AND SENSE
  • 株式会社デジタルスタンダード
  • パナソニック株式会社

中ブース

  • 株式会社アストネス
  • WIZAPPLY株式会社
  • 株式会社NTTドコモ
  • エルザジャパン / NeU
  • 近畿経済産業局
  • 株式会社神戸デジタル・ラボ
  • ZTEジャパン株式会社
  • 国立研究開発法人情報通信研究機構 未来ICT研究所
  • ゼロシーセブン株式会社
  • 株式会社積木製作
  • 東京貿易テクノシステム株式会社
  • Pico Technology japan
  • 一般社団法人プレプラ
  • 株式会社ホロラボ
  • 株式会社ミライセンス
  • ヤマハ株式会社
  • 株式会社ロケットスタジオ
  • 株式会社Mogura

小ブース

  • 株式会社x garden
  • 株式会社CRI・ミドルウェア
  • 株式会社ビーライズ
  • ホログラム株式会社
  • 株式会社メタバーズ
  • 株式会社U.

※特設サイトの出展企業・ブース一覧はこちらです。

講演ラインナップ(両日)

1日目(5/30(火))

時間 登壇者(敬称略) 演題
11:00-11:40 川尻真也・野中文陽・千葉慎二 専門医過疎の解決を目指すMRを活用した次世代遠隔医療システムの開発と発展
13:00-13:40 稲葉繁樹 トータルXRソリューション論 ハイエンド? ローエンド?
14:00-14:40 春山一也・秋友宏紀・八重樫卓真 JR西日本グループとREALITY XR cloudが示した”駅”の未来〜 バーチャル大阪駅うめきたワールド 〜
15:00-15:40 田村貴紀・池田光邦 変革が求められる製造業におけるXR活用 ~シミュレーションを活用した少量多品種対応の取り組み~

2日目(5/31(水))

時間 登壇者(敬称略) 演題
11:00-11:40 楠田武大 オープンイノベーションを通じたXR技術の実証実験
13:00-13:40 岩佐琢磨・小塚雅之 Shiftall/Panasonicが描くXRの世界
14:00-14:40 波多間俊之 実践的なVRトレーニングによる効果的な人材育成戦略
15:00-15:40 青柳幸彦 画像認識AI技術を使ったマーカーレスフルボディトラッキング-TDPT-の紹介と歩容分析に応用した実例
16:00-16:40 矢野浩二朗 AI時代に求められるメタバース教育とは

1日目の講演概要(5/30(火))

(登壇順・敬称略)

専門医過疎の解決を目指すMRを活用した次世代遠隔医療システムの開発と発展

COVID-19感染症の流行を契機として、オンライン診療の需要が急速に高まった。オンライン診療における医療の質を向上させる取り組みとして、Mixed Realityを用いたNURAS(Nagasaki University Rheumatoid Arthritis remote medical System)を開発した。患者が専門医にアクセスすることが困難な地域である離島・へき地が多い長崎県における専門医過疎の解決を目指す遠隔医療のあるべき姿を紹介する。

登壇者プロフール:

川尻真也(かわしり・しんや)長崎大学生命医科学域医療人材連携教育センター准教授。専門分野はリウマチ・膠原病内科学・地域医療学です。長崎県離島における専門医過疎を解決するためにマイクロソフトのMR技術を活用した遠隔医療システムを開発しました。また、VRを活用した医療教育も行っています。

野中文陽(のなか・ふみあき)長崎大学大学院医歯薬学総合研究科離島・へき地医療学講座(離島医療研究所)助教。福岡市出身。2008年に長崎大学医学部を卒業し、内科医師として佐世保市総合医療センター等で勤務したのち、2018年10月より現職。長崎県五島列島福江島に常駐し、五島中央病院通院中の患者を対象にNURASによる遠隔医療を長崎大学病院の川尻医師とともに行っている。医学博士、総合内科専門医、糖尿病専門医、リウマチ専門医。

千葉慎二(ちば・しんじ)日本マイクロソフト株式会社技術統括室。ハドソン中央研究所でゲームのベースシステム開発を経験しMicrosoftに転職。Xbox初期メンバーとして技術支援やSDK開発に携わり、現在はMicrosoftの先端テクノロジーを活かす研究や教育活動を行う。上智大学非常勤講師。医学博士。

トータルXRソリューション論 ハイエンド?ローエンド?

XR・メタバースがトレンドとなりつつも導入したい側と導入する側の実態はどうか? 新たな表現をR&D;的なハイエンドモデルの導入から、コストメリットの高いローエンドの導入まで2017年より活動してきたthink and senseプロデューサーでもあり、集英社XRプロデューサーでもある稲葉繁樹がこれまでの実績と、今後の展望・野望について講演いたします。企業様からクリエイターまで様々な方々と対話できればと考える次第です!

登壇者プロフィール:

稲葉繁樹(いなば・しげき)THINK AND SENSE(株式会社ティーアンドエス)代表取締役社長 兼 集英社XRプロデューサー。デジタルコンテンツや映像、広告、イベントなど様々な分野で活躍。2020年より集英社新規事業のプロデューサーとして活動。集英社XRのチーム創設メンバーであり、企画・開発の双方でプロデューサーを担当。

JR西日本グループとREALITY XR cloudが示した”駅”の未来〜 バーチャル大阪駅うめきたワールド 〜

JR西日本グループとREALITY XR cloudが2023年3月にオープンした「バーチャル大阪駅 うめきたワールド」をテーマに、リアルとバーチャルが相互に連動した新たな価値創造のチャレンジについて講演します。

登壇者プロフィール:

春山一也(はるやま・かずや)REALITY XR cloud株式会社代表取締役社長。GREEのゲームプロデューサーを経て、10タイトルのゲーム運営事業部を管轄し全社利益に貢献。その後エンタメ・DXのB2B事業を立ち上げたのち、現在のメタバースを中心としたB2B事業の責任者として推進。

秋友宏紀(あきとも・ひろき)株式会社JR西日本コミュニケーションズ 次世代事業開発室。1980年香川県生まれ。地元のWEB制作会社にてWEBディレクター・プランナーの経験を経て、2011年に株式会社JR西日本コミュニケーションズに入社。様々な自治体・企業にWEB広告やプロモーションサイトなどインターネットを中心としたソリューションの提案・遂行に従事する傍ら、社内のメタバースプロジェクトに参画。

八重樫卓真(やえがし・たくま)西日本旅客鉄道株式会社ビジネスデザイン部課長。2003年入社。現業、支社勤務を経て、事業創造部門へと異動し、ハウスカード、電子マネー事業の立ち上げ、育成を担当。約4年間の海外勤務を経て、現職において移動に拠らない新たな収益の柱の創出に取り組む。

変革が求められる製造業におけるXR活用 ~シミュレーションを活用した少量多品種対応の取り組み~

製造業に求められる生産システムは従来の大量生産から少量多品種や急激な需要変化の繰返し等、長期的な変化に強い生産システムへの変革が求められている。 これらに対応すべく、多くの現場で生産現場でのデジタルトランスフォーメンション(DX)の取り組みが行われているが、現在は主にIoTによる情報可視化による現場改善のDXにとどまっている企業も多いのではないか。 本講演では、シミュレーションとロボットセルを組み合わせることで、より柔軟な製造ラインの生成や、現場でのユーザ主体でのリーンなDXへの対応について紹介する。 キーワード:デジタル融合による変化に強いものづくり 生産現場のユーザー主体で使える自働化 変化への迅速・柔軟な対応に必要な “すぐ人の代わりになる自働化”

登壇者プロフィール:

田村貴紀(たむら・たかのり)株式会社理経XRソリューショングループグループ長。部品機器営業部、システムソリューション営業部を経て、社内新規事業としてVR事業立ち上げメンバーとなる。UnrealEngineやOmniverseを用いたビジネスユースを牽引。特に自動運転車用AI開発に必要な教師データ作成や製造業向けのDX化に邁進しロボットシミュレーション等も手掛ける。

池田光邦(いけだ・みつくに)株式会社デンソー自働化イノベーション課課長。デンソー入社後、自動車部品の自社生産設備の制御ソフト開発・設計を担当。工場ノウハウを活かした外販ビジネス部門で新規事業立ち上げや製造業のDXを促進するソリューションのビジネス企画・商品開発に従事。2023年1月より、クラウドサービス開発部で自働化イノベーション課を立上げ、製造業含めた自働化を推進。

2日目の講演概要(5/31(水))

オープンイノベーションを通じたXR技術の実証実験

MUIC Kansaiでは大企業とスタートアップのオープンイノベーションを目指した実証実験を多数進めており、事例紹介を通じて学びや課題等をお話しさせて頂きます。

登壇者プロフィール:

楠田武大(くすだ・たけひろ)一般社団法人関西イノベーションセンターマネージャー。筑波大学大学院を修了後、新卒にて三菱東京UFJ銀行(当時)に入行。大企業営業を経て2020年より現職。観光産業をテーマとするイノベーション創出拠点「MUIC Kansai」を運営し、XRを含む多数のプロジェクトを企画、実施。

Shiftall/Panasonicが描くXRの世界

ShiftallのXR商品群の紹介およびMeganeXの詳細とビジネス応用。

登壇者プロフィール:

岩佐琢磨(いわさ・たくま)株式会社Shiftall代表取締役CEO。パナソニックにてキャリアを始め、2008年にCerevoを起業し30種を超えるIoT製品を70以上の国と地域に販売。2018年にShiftallを起業し現在は多数のVRメタバース関連機器を手掛ける。

小塚雅之(こずか・まさゆき)パナソニック株式会社事業開発センターXR総括。DVD、SD、BD、3D、HDR、UHD BD等の研究開発・標準化に従事、PHL所長、蓄積デバイス事業推進室長、DX戦略室長等を担当し、20年4月より現職。全国発明賞、市村産業賞、パナソニック技術賞等多数。

実践的なVRトレーニングによる効果的な人材育成戦略

VR技術を活用したトレーニングの導入は、今後ますます重要となっていきます。本講演では、VRトレーニングを導入するメリットや実際の導入事例、そしてVRトレーニングの効果的な設計について解説します。VRトレーニングがもたらす生産性向上やコスト削減、また従業員の能力向上についても触れ、今後の企業の人材育成において、VRトレーニングが果たす役割について考えます。

登壇者プロフィール:

波多間俊之(はだま・としゆき)株式会社ビーライズ代表取締役。VR/ARの専門企業として株式会社ビーライズを設立。トレーニングVR、観光XRコンテンツ、メタバースプラットフォームなど様々なXRシステムを開発。最新技術を駆使し、社会課題の解決を目指しています。

画像認識AI技術を使ったマーカーレスフルボディトラッキング-TDPT-の紹介と歩容分析に応用した実例

弊社(株式会社デジタル・スタンダードが)が独自に開発した画像から3次元姿勢推定を行うAIの学習モデルを使用したアプリケーションTDPTの紹介と、この技術を応用したアプリケーションの実例として弊社が共同研究に参加しVR機器やセンサー等を用いずスマートフォンのみで病的な歩容を分析した研究の紹介。

登壇者プロフィール:

青柳幸彦(あおやぎ・ゆきひこ)株式会社デジタルスタンダード取締役副社長。大阪の開発会社で副社長をやりつつ開発も現役で行っています。VRはもちろんAI等にも積極的に取り組み、今回のTDPTのAIエンジンも学習モデルとデータセットも独自に作成しました。スポーツや医療に関わるシステムも積極的に行っております。

AI時代に求められるメタバース教育とは

ChatGPTをはじめとする生成系AIの利用の急速な拡大は、教育そのものの在り方に劇的な変化をもたらしつつある。その中で、今後大きな役割を果たすことが期待されるのがメタバースを活用した教育である。本講演では、いまAIは教育現場に何をもたらしているか、それにメタバースが加わることで、いかにして学びの可能性が広がるかを議論したい。

登壇者プロフィール:

矢野浩二朗(やの・こうじろう)大阪工業大学情報科学部准教授。VRおよびメタバースの教育分野への応用に関する研究開発を行っている。主宰するFacebook Group「教師のためのVR活用術」は、VR・メタバース教育関連のSNSグループとして日本最大規模である。

お申し込み方法

開催概要はこちら。チケット購入はこちら(Mogura IDの登録が必要)です。

※講演内容のSNS投稿や無料アーカイブ一般公開、講演資料の一般公開などが「不可」の講演もあります。それらは現地会場でしか視聴できない講演となりますので、気になる方は来場者チケットをお早めにお買い求めください。


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