9月29日に、株式会社ViRDは、ARモデリングアプリ『Makebox AR』をAppStoreでリリースしました。こちらのアプリは、GoogleのAR技術「Tango」を利用したAndroid版が今年6月にリリースされています。今回はiPhoneとiPadに向けてのリリースとなり、AppleのAR技術である「ARKit」を使用しています。
『Makebox AR』では、現実空間の平面を認識し、そこにブロックを積み上げるようにして3Dのモデルを作ることが可能。大人気サンドボックスゲーム『Minecraft(マインクラフト/マイクラ)』に近いシステムです。3Dモデリングソフトである『Maya』や『Zbrush』『Blender』等とは異なり、スマートフォンで誰でも手軽に作成できます。
作成した3DモデルはアプリからWebにアップロードが可能。公開設定で投稿されているモデルはWebVRを利用し、GearVRやWindows MRヘッドセット、Google Cardboardなどの様々なVRデバイスでも閲覧ができるとのことです。他人が作成した作品を体験したり、編集することもできます。
早速編集部でもiPhone 6Sで試してみたところ、問題なくブロックを置いたり削ったりと、簡単にモデリングが可能でした。若干平面のトラッキングに不安はあったものの、スマートフォンにおけるAR利用の可能性を感じさせてくれるアプリとなっています。小さいお子さんと一緒に、自宅の床や机の上で試してみるのも面白そうです。
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アプリ名 |
Makebox AR |
価格 |
・無料(期間限定) |
対応機種 |
・ARKitを利用できるiPhoneおよびiPad,iOS11以上 |
ダウンロード |
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公式サイト |