MRデバイス「Magic Leap 1」を手がけるMagic Leap社が、第2世代のデバイスを2021年末にリリースを予定していることが明らかになりました。現行モデルと比較し、小型軽量化、視野角の拡大を実現するとのこと。詳細は不明ながら、開発の進行が確認されました。
早期アクセスは第4四半期
この情報は、1月末にサウジアラビアで行われた投資フォーラムFuture Investment Initiativeの壇上で、Magic Leap社CEOのPeggy Johnson氏が発表したものです。直接的にデバイスの説明は行いませんでしたが、スライドの1枚に、次世代ヘッドセットが「50%の小型化と20%の軽量化、視野角の100%拡大」を実現すると明記。アーリーアクセスは2021年第4四半期になるということです。
(Future Investment Initiativeで公開されたスライド資料)
重量250グラム、視野角55度か?
具体的なスペックに落とし込むと、現行の「Magic Leap 1」本体部分が316グラムであることから、第2世代モデルはおよそ250グラム程度と推測されます。
視野角については、垂直・水平・対角のいずれが2倍(100%拡大)となるのか不明です。メディアRoad to VRは、個々の視野角が倍になるのではなく、視野のカバー範囲が全体で100%拡大するのでは、という予想を立てています。この場合、水平方向の視野角は現行の40度から約55度へと拡大します。
価格など未公表の点も多く、第2世代モデルのポテンシャルが判明するのはこれからとなりそうです。
日本では、NTTドコモがMagic Leapへ大型出資を行っており、同社のデバイスの国内販売を行っています。
(参考)Road to VR
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