アップルは2018年モデルとなるMacBook Proの新型を発表しました。周辺機器で外付けGPU「Blackmagic eGPU」を組み合わせることでグラフィック性能を大幅に向上し、HTC Viveが動作可能になります。
パフォーマンスの向上
現行モデルと同じくRetinaディスプレイの備えた13インチモデルと15インチモデルの2サイズのラインナップ。第8世代のINtel 6コアおよびクアッドコアプロセッサを搭載しています。メモリは最大32GB搭載可能、CPUは最大の4.8GHzのTurbo Boost可能などとパフォーマンスの高さを売りにしています。TouchBarは、13インチに搭載モデルと非搭載モデルがありますが、15インチは全てのモデルに搭載されています。
新型MacBook Proの各モデルのスペック詳細確認・購入は公式サイトにて可能です。
ゲームエンジンUnityの動作速度が向上していることを示すグラフ
グラフィックスは外付けGPUでさらに強化
MacBook Proのグラフィックスは同時に発売される外付けGPU(eGPU)でさらに強化されます。国内発売されるのは、Blackmagic Design社の「Blackmagic eGPU」です。価格は89,800円(税別)です。
「Blackmagic eGPU」は、Thunderbolt 3ポートを備えたMacに対応しており、AMD社のRadeon Pro 580グラフィックプロセッサ(8GB GDDR5メモリ搭載)を内蔵しています。
Radeon Pro 580はPC向けのVRヘッドセットを動作させる「VR対応」です。そのため、「Blackmagic eGPU」を使うことでMacBook ProをVR対応させることができます。
なお、MacにはHTC Viveが公式対応しており、Oculus RiftやWindows MRは対応していません。
アップル公式「Blackmagic eGPU」購入サイト
Blackmagic eGPU スペック
GPU |
Radeon Pro 580(8GB GDDR5メモリ搭載) ※GPU詳細 |
接続 |
●HDMI ●Thunderbolt ●USB |
OS |
macOS 10.13.5 High Sierra |
電源 |
内蔵100-240V AC x1、50/60Hz |
使用電力 |
315W |
サイズ |
294.4mm×176.9mm× |
同梱物 |
Blackmagic eGPU |