米国の裸眼立体視ディスプレイ開発を行うLooking Glass Factoryは新製品「Looking Glass 27” Light Field Display」を発表しました。複数人が同時に3Dコンテンツを自然に体験できることを特徴としています。希望小売価格は10,000ドル(約140万円)ですが、米国時間2025年4月30日までの期間限定予約価格は8,000ドル(約110万円)です。
「Looking Glass 27”」は、専用メガネやヘッドセットを使わずに、裸眼で立体映像を表示できる大型3Dディスプレイです。サイズは27インチと大型で、表示可能な視点数は100以上。見る角度に応じて映像の見え方がリアルタイムで変化し、自然で奥行きのある立体視を実現しています。
裸眼立体視を実現するのは、「ライトフィールドディスプレイ」方式です。表示される画像に複数の視点情報(視差)を同時に含めることで、視点を動かしても立体感のある映像を維持する仕組みです。従来の3D表示が左右の2視点に限られていたのに対し、Looking Glass 27”ではより多くの視点を同時に処理できます。
解像度は3,840×2,160ピクセル(4K)で、視差を分配しても滑らかな映像が維持されるよう最適化されています。専用のソフトウェア開発キット(SDK)も提供されています。ゲーム開発に加え、建築や医療、製造業など、立体表示が求められる幅広い業務領域での活用が可能です。
また、複数人が同時にコンテンツを見ることができるため、教育や展示、プレゼンテーションといった場面にも適しています。従来のVR/MRヘッドセットが基本的に1人用であるのに対し、「Looking Glass 27”」は1台で複数人の共同視聴を可能にする点が大きな利点です。
Looking Glass Factoryは、2014年に設立され、ニューヨーク州ブルックリンに本社を構えています。同社はこれまでに、8.9インチや15.6インチの薄型・軽量の裸眼立体視ディスプレイ「Looking Glass Go」や16インチ・32インチの「Looking Glass」など、様々なサイズや用途の3D表示製品を開発・販売してきました。
本製品の希望小売価格は10,000ドルですが、米国時間2025年4月30日までの予約販売価格は8,000米ドルです。詳細については、Looking Glass Factoryの公式ウェブサイトで確認できます。日本では福岡に本社を置く株式会社エクシーズがLooking Glass Factory製品の販売代理店を務めています。
(参考)公式提供情報、Looking Glass

