中国の家電メーカーTCLは、スマートグラス「LEINIAO AR」のコンセプトモデルを発表しました。プロトタイプのため発売日や価格、詳細なスペック等は明らかにされていませんが、同社は2月のMobile World Congress(MWC)前後で実用版を展示する意向を示しています。
LEINIAO ARにはウェーブガイド技術を使って情報や画像を表示するマイクロLEDカラーディスプレイが搭載されています。メガネの右側のつる部分にはタッチパネルも。プロセッサはウェアラブルデバイス用のSnapdragon Wear 4100です。
CES 2022で公開されたティザー動画では、ビデオ会議への参加や道順の表示、写真撮影、複数の仮想ディスプレイを使って仕事をする様子等が紹介されました。
TCLはLEINIAO ARについて、「豊かで、シームレスな方法であなたのデジタルライフを維持しながら、スマートフォンをカバンやポケット、あるいは引き出しの中に入れておけるように自由になれます」と紹介されています。