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活用事例 2017.09.15

VR開発企業「モノビット」が神戸市へ移転 市の補助制度を活用

VR対応の通信ミドルウェア「モノビットエンジン」を開発する株式会社モノビットは、本社を東京から兵庫県神戸市へ移転したこと発表しました。

この移転に関して、平成27年度に開始した神戸市企業拠点移転補助制度の賃料補助案件第3号として、平成29年8月31日付けで事業認定が行われました。同制度は、神戸市から建物賃貸料補助として年間最大1,000万円の補助金が支援されるという内容です。

「Unity」向け通信ミドルウェア「モノビットエンジン」

モノビットエンジンは、ゲームエンジン「Unity」向けのクライアントプログラムのみでマルチプレイを実装できるアセットです。本ウェアは、インディーVRゲーム・コンテンツゲーム開発向けに無償で提供を行っています。

また、VR空間上でリアルタイムにコミュニケーションを取ることができる「ボイスチャット機能」の実装も行うことが可能です。モノビットエンジンは、工場などの生産設備を作る前段階における事前検証や確認として「平田機工株式会社の複数人数参加型CAD・VRシステム」に採用されています。

神戸市企業拠点移転補助制度の抜粋は以下のとおりです。

企業拠点移転補助制度(抜粋)

 

東京23区移転型(東京23区→市内全域)

建物賃料補助

賃料の4分の1(最大750円/平方メートル・月)×3年間

補助上限

年間1,000万円

事業実施義務期間

6年間

要件

常用雇用者数が5名以上の事業所が対象

(参考)
神戸市 公式サイト
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2017/09/20170913041901.html


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