株式会社JTB、株式会社JTB情報システム、ナーブ株式会社の3社はJTB店舗にて、VRを活用した接客サービスの実証実験を8月20日から開始します。実証実験は、九州6県JTB12店舗で行われ、期間は約3カ月の予定です。
今回のサービスではVRにより現地の様子を体験します。具体的に閲覧するのは、ホテルの客室、外観、レストラン、プール、ラウンジなどです。体験できる旅行先はハワイ、ニューカレドニア、タヒチ、バリ、グアムの5方面で、計85ホテル400コンテンツが体験可能。9月からはシンガポールが追加されるなど、今後体験可能コンテンツは増加する予定です。
イメージとのギャップを埋める
従来の紙やデジタルのパンフレットには、ホテルの外観や客室の写真を多く載せられませんでした。写真の無い部分はイメージで補なうことが求められました。今回のVRを使用した実証実験では、パンフレットから得るイメージと現地での体験のギャップを埋めることを狙っています。他にも出発までの期待値を高めることや、今までより満足度の高い提案が可能とのこと。
体験中は体験者と同じ映像が店舗スタッフにも共有され、店舗スタッフと一緒にVR映像をコミュニケーションをしながら体験できます。体験にはナーブ株式会社が提供するVR専用端末CREWL(クルール)を使用しています。
導入店舗(※いずれもJTB)
導入県 |
店舗名 |
福岡県 |
トラベルゲート天神 |
長崎県 |
長崎店 |
大分県 |
大分店 |
熊本県 |
熊本店 |
宮崎県 |
宮崎店 |
鹿児島県 |
鹿児島店 |
(参考)株式会社JTB プレスリリース