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業界動向 2018.08.30

J:COMとVR制作のダイナモグループが提携、コンテンツ開発

株式会社ジュピターテレコム(J:COM)と、J:COMの100%子会社であるアスミック・エース株式会社は、株式会社ダイナモピクチャーズとその子会社、株式会社ダイナモアミューズメントとの業務提携契約を締結しました。AR/VR技術を活用したオリジナルコンテンツ開発の分野で4社の協業を更に加速させていくねらいです。

業務提携の背景

J:COMはメディア事業の成長戦略として、コンテンツの著作・開発(IP)を核としAR/VR などの技術を取り入れたコンテンツ開発に注力していく計画です。

今回の提携先となるダイナモグループは、CG制作スタジオやモーションキャプチャースタジオを運営する日本企業です。人間の表情筋の動きなどを正確に捉え、CGで表現するモーションキャプチャー技術を強みとしています。直近では月刊誌「ムー」のVRコンテンツ「ムー 未知との交信 VR」や、東映アニメーションらと協力した「ゲゲゲの鬼太郎 魂とアート」といったコンテンツ制作に携わっています。

業務提携の目的

J:COM およびアスミック・エースは、これまでも映画「3月のライオン」プロモーションや、住友商事の「甑島事業」紹介でのVR映像製作において、ダイナモグループと協業実績が多数あります。

今回の業務提携を通じ、ダイナモグループのAR/VR技術を活用したエンタテインメントコンテンツなどの企画制作、イベント企画・プロデュース力と、J:COM、アスミック・ エースが有するビジネス基盤や人的ネットワークを最大限に活用します。そして、AR/VR関連、及びその他のコンテンツの企画制作分野において、良質なオリジナルコンテンツを生み出してゆくとのこと。

業務提携についてダイナモグループ代表取締役、広川ひろし氏は「この度のJ:COM、アスミック・エースとの業務提携により、さらなる新技術の開発や制作はもちろん、より多くのユーザーの皆様にとって新しくかつ満足度の高い体験を提供していく所存です」「業界発展のためにもアトラクション体験にとどまらず様々なアウトプットでの良質なVRコンテンツの提供を目指します。ひいては今回の業務提携がエンターテインメント業界、AR/VR 業界の発展に大きく貢献できればと考えています」としています。

(参考)株式会社ジュピターテレコム ニュースリリース


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