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セミナー 2020.01.24

産業・ビジネス用途向けのVR/AR/MR活用セミナーが開催、2月17日に大阪で

経済産業省の近畿経済産業局は、「産業用途向けVR/AR/MR活用セミナー」を大坂にて2月17日に開催します。主にVR/AR/MRをビジネスで活用したい企業を対象とし、活用のポイントや事例を紹介・解説します。

本セミナーでは、ソフト・ハード両面の最新動向や今後の展望、関西の企業2社による医療現場・建設業でのトレーニングや顧客とのイメージすり合わせの活用事例が紹介されます。

セミナー当日は、近畿経済産業局が取りまとめた「ビジネスに効果的なVR/AR/MR活用の手引書・事例集」が公開され、参加者に配付される予定です。セミナーの前後には、参加者が実際にVR/AR/MRコンテンツを体験できる機会も設けられています。

セミナープログラムは以下の通りです。

セミナープログラム

基調講演「VR研究開発のこれから」

基調講演「VR研究開発のこれから」
講師:東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授/バーチャルリアリティ教育研究センター 機構長 廣瀬通孝氏

内容:昨今、VR技術が注目を集めています。VRという言葉がはじめて使われたのが1989年のことであるから、今回は2周目のブームということになります。本講演ではVR技術の過去と現在について解説したうえで、この新しいVR2.0はどう進化していくのか、どうわれわれの考え方や産業や社会に影響を与えていくのかについて、いろいろな角度から考えていきたいと思います。

講演「VR/AR/MRで産業はどう変わる?~世界の先端事例より~」

講師:株式会社Mogura 代表取締役社長/Mogura VR News 編集長/一般社団法人XRコンソーシアム エグゼクティブ・ディレクター 久保田瞬
 
内容:国内外でVR/AR/MRの普及が進んでいます。注目を集めてホットなのは産業活用。トレーニングや3Dデータ活用、シミュレーションなど様々な活用法が見いだされています。世界でのVR/AR/MRの産業活用のイマをハードウェア、ソフトウェア、両側面から語ります。

講演「VR/AR/MRと知的財産権」

講師:インテリクス国際特許事務所 所長・弁理士 上羽秀敏氏

内容:VR等を提供・利用する際には、特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権等の知的財産権を知っておく必要があります。知的財産権は、自社のオリジナル商品を模倣から守ってくれる「味方」になる反面、「敵」にもなります。本講演ではVR等の事例を挙げながら知的財産権を易しく解説します。

事例発表「MRリハビリテーションの可能性について」

講師:株式会社テクリコ 代表取締役 杉山崇氏

内容:MR(複合現実)技術を用いた、脳卒中・認知症患者のための3次元リハビリテーションの事例として、実証実験によるエビデンスや健康フェアでの高齢者による体験会などの事例を発表。体験会も実施します。

事例発表「邸別自由設計のオリジナルプランを360度3D空間体験~積水ハウスのVR活用事例~」

講師:積水ハウス株式会社 IT業務部 部長 石川英治氏

内容:積水ハウスで運用中のVRシステムの事例発表です。邸別自由設計のオリジナルプランを活用して短時間でVR空間体験ができる、業界初のシステムの概要、活用状況などを、実例を織り交ぜながらご紹介します。

セミナー概要

日時

2020年2月17日(月)14:00~16:15
セミナー開始前(13:15~13:45)および閉会後(16:15~17:15)に事例発表企業による体験会が実施

場所

大阪市中央区城見2-1-61
ツイン21 MIDタワー 20階 8会議室

参加費

無料

参加対象

ビジネスでVR/AR/MR活用を検討している企業・個人、支援機関等

定員

90名(先着順)

プログラム

13:15……受付開始
13:15~13:45……体験会
14:00……開会
・基調講演「VR研究開発のこれから」
・講演「VR/AR/MR で産業はどう変わる?~世界の先端事例より~
講演」
・講演「VR/AR/MRと知的財産権」
・事例発表「MRリハビリテーションの可能性について」
・事例発表「邸別自由設計のオリジナルプランを360度3D空間体験 ~積水ハウスのVR活用事例~」
16:15……閉会
16:15~17:15……体験会、名刺交換会

申込

http://www.kiis.or.jp/research/200217seminar/

(参考)近畿経済産業局


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