Home » 国内のXR企業が合併、さらなる価値向上狙う


業界動向 2019.10.02

国内のXR企業が合併、さらなる価値向上狙う

10月1日、VR物理トレーニングシステムを開発する株式会社CanRと、産業向けAR/MRを展開する体験シェアリング株式会社は、合併および社名変更を発表しました。体験シェアリングを存続会社とし、社名を「イマクリエイト株式会社」に変更します。

本合併について、イマクリエイトは「XR領域における更なる価値向上が可能と考え、今回の合併に至った」とコメントしました。両社はVR/AR/MR等のインキュベーションプログラム「Tokyo XR Startups」の第5期に採択されており、「同期」同士の合併となります。

両者の強みを活かし、より強力なチームへ

体験シェアリングは、これまでAR/MR技術を用いて産業向けにビジネスを展開。一方、CanRは独自のVR物理トレーニングシステムを開発、同技術を用いた「けん玉できた!VR」は、VR作品コンテスト「VRクリエイティブアワード 2019」にてビジネス部門で優秀賞を受賞しています。

CanRの代表である川崎仁史氏は「CanRはVRシステム開発を得意としてきたが、営業が苦手でAR/MR開発の経験が無かった。営業やAR/MR開発を得意とし、研修・トレーニングという方向性を同じくする体験シェアリングと合併することで、強力なチームになると確信している」とコメントしました。

(参考)イマクリエイト株式会社 プレスリリース


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード