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業界動向 2018.08.06

茨城県公式バーチャルYouTuberが着任 県の魅力を動画発信

茨城県は8月3日、県の魅力を国内外に発信するインターネット動画サイト「いばキラTV」にて、バーチャルYouTuber(VTuber)の「茨ひより(いばら ひより)」がアナウンサーとして正式に着任したことを発表しました。

自治体公認のVTuberは茨城県が初。今後、茨城の魅力を発信すべく動画投稿を行っていくとしています。


(就任時に茨城県知事・大井川和彦氏【画像右】から辞令を受け取る茨ひより【画像左】)

(就任発表の動画)

茨ひよりは、6月28日に公表されたVTuberです。発表当初の企画として視聴者からの名前募集を行っており、2,002件の応募があった中から「茨ひより」が選ばれたとのこと。

「いばキラTV」は、全国で唯一民放県域テレビ局がない茨城県が、地域情報を動画で発信することを目的に2012年10月に開局したインターネット動画サイトです。開局から5年半、YouTube上での公開動画数は10,000本以上、視聴数は累計4,700万回以上に及びます。

いばキラTVは視聴者層の3分の1を10~20歳代が占め、スマートフォンでの視聴傾向が高いことが特徴。そこで、若年層向けとなる新たな企画として、バーチャルYouTuberを起用したプロジェクトを開始したとのことです。

広がるVTuberの活用

今回の茨城県による起用のように、VTuberの活用はエンターテイメント分野以外でも試みられています。8月2日にはグリー社の決算説明をVTuberが行い、ロート製薬やサントリーも公式VTuberを発表しています。様々な方面での活用が今後期待されます。


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