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活用事例 2021.03.08

東京駅でVR物産展 バーチャル空間で地方の魅力を感じて買い物や食を体験

東京駅にあるカフェ「JAPAN RAIL CAFE」にてVRと5Gを活用した物産展のシステム「Hybrid Retail Platform」の実証実験が3月17日より実施されます。VR空間で地方の観光や物産、食を再現することで、現地に行くことなく地方の魅力を体験できる新たな観光と小売ビジネスの検証が行われます。

本取組は東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)、JR東日本スタートアップ株式会社、株式会社ABAL、株式会社NTTドコモによるもの。物理的距離や出店コストなどの課題の解消とドコモとABALが推進するXRソリューションのモデルケースとして、検証が行われます。

ABALは多人数で同時にVRを体験できるサービスを開発しています。2017年には恐竜の世界を体験できる「ABAL:DINOSAUR」をリリース、直近では企業向けにVR販促ソリューションなどを提供しています。

青森の魅力をVR内で発信

今回東京駅で実施される物産展「未来の物産展 from 青森」は、JR東京駅八重洲中央口外「JAPAN RAIL CAFE」内に特設コーナーを設置。ABALのVRソリューション「ABALシステム」を活用し、青森県の観光名所を5階建ての建物としてVR空間に再現します。ユーザーはVRヘッドセットを装着し、VR内のエレベーターに乗って各フロアへ移動、VRコンテンツを体験可能です。

フロアは青森ねぶた祭、弘前城の桜、奥入瀬渓流、岩木山、A-FACTORYの5種類です。また、今回の実証実験では青森県の地産品やご当地グルメを購入できるVRショッピングのシステムも用意されるとのこと。VR内で選択した地産品やご当地グルメは、体験終了後に店内で決済し、商品を受け取ることや飲食をその場で楽しめる仕組みとなっています。

実施概要

開催期間

2021年3月17日(水)〜28日(日)

時間

11:00~19:00

開催場所

JR東京駅八重洲中央口外「JAPAN RAIL CAFE」内特設コーナー

参加方法

特設コーナーからVRゴーグルを装着(体験は無料、物販・飲食は有料)

主催

東日本旅客鉄道株式会社、JR東日本スタートアップ株式会社

共催

株式会社ABAL・株式会社NTTドコモ

(参考)株式会社ABAL プレスリリース


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