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業界動向 2021.04.14

HTCと日本企業が協業、VRでの検証作業をサポート

HTC NIPPON株式会社と製造向けソリューションの提供を行うラティス・テクノロジー株式会社は、製造業界向けの協業を開始しました。VRを用いた3Dデータの検証において、一体型VRヘッドセットを活用したワイヤレス環境のサポートを開始します。

ラティス・テクノロジーは、CADなどの3Dデータを軽量化するフォーマット「XVL」を提唱し、XVL関連のソフトウェア開発や販売などを行う企業。同社はVRで3Dデータを検証できるソリューション「XVL VR」を提供しています。

今回の協業の第一弾として、「XVL Studio VRオプション」の新バージョンで、HTCのワイヤレス環境での作業を可能にする「VIVE商用向けリモートレンダリングソリューション」に対応する機能がβ版として提供されます。一体型VRヘッドセットを使用することで、ケーブルを接続する必要がなくなり、長さの制限やケーブルが足に絡まるといったことがなく、快適にVR検証を行えるようになります。

3Dフォーマット活用で準備いらずでVRに使用

ラティス・テクノロジーの「XVL Studio VR オプション」は、3DデータをVRで検証可能にするソリューションです。XVLを用いることでVR向けの3Dデータを用意・加工することなく、VRでの検証を可能にします。「XVL Studio VR オプション」は実機を用意する前の段階で組立性の検討ができるなど、製造業での活用が想定されています。

(参考)ラティス・テクノロジー株式会社 プレスリリース


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