HoloLens 2を活用した印刷機をリモートで保守日本HPがサービス開始

株式会社日本HPは、印刷機向けのリモート保守サービス「HP xRServices」を発表しました。本サービスは、MRデバイスHoloLens 2を装着し、遠隔HPのエンジニアとつながって現地で保守サポートを受けているような体験を提供します。

Microsoft HoloLens 2を活用した次世代のカスタマーサポート

「HP xRServices」では、Microsoft HoloLens 2を装着すると、遠隔地にいるHPのエンジニアが実際にその場で保守サービスを行うような体験を提供します。HPによれば、従来であれば必要だったサービス依頼の電話に時間を費やすことなく迅速に問題を解決し、印刷機のダウンタイムを最小限に抑えることが出来るとしています。

本サービスは、HPのすべての産業用印刷機に対応し、初心者でも保守サポートを受けることで、解決が必要な部品や問題を特定することができます。

現在はベータ版を試験提供

本サービスは、一部のユーザーが先行してベータ版を使用しており、日本では株式会社フジプラスが「HP xRServices」を試験運用を行っています。同社は、「HoloLensとHPのリモートサポートによって、問題の根本原因を極めて迅速に突き止め、効果的に解決できるようになりました。「HP xRServices」によるセルフメンテナンスと自社での部品交換が可能になることは、印刷業務の予測可能性という面で大きな自信を与えてくれます」とコメントしています。

「HP xRServices」のデモ予約はこちらから。