Gracia AIは、XRおよびVFX向けの4Dガウシアン・スプラッティングのワークフロー強化を目的に、170万ドルを調達しました。資金はクラウド処理やスタジオ向けツールキット、UnityおよびUnreal Engine用プラグインを含むプラットフォーム推進に充てられます。
同社は、フォトリアリスティックな4Dガウシアン・スプラッティング(4DGS)と呼ばれるボリューメトリックビデオの制作と展開に必要なインフラを提供しています。4Dガウシアン・スプラッティングは、3Dキャプチャの技術として最近注目されている3Dガウシアン・スプラッティングの動画版です。4DGSの処理はクラウドで行い、編集向けのスタジオ環境を統合。タイムライン制御やカメラ操作など、制作全体を支援する機能も備えています。
ユーザーが閲覧するためのプラットフォームはMeta Quest 3/3SやPico 4 UltraなどのスタンドアロンVRヘッドセットに対応しており、PCVRヘッドセットでも利用できます。WebGPUを用いた機能により、ウェブブラウザでの再生も可能です。
開発者向けにはUnityおよびUnreal Engine用の専用プラグインを提供します。
Gracia AIの技術は、再撮影を避けたり、仮想セットを活用するなど、制作現場でのコスト削減につながるとされています。そのうえで、長年課題とされてきたボリューメトリックビデオの品質とパフォーマンス面の改善にも取り組んでいます。制作プロセスの効率化により、XRおよびVFXワークフローでの活用拡大を狙い、すでにVFXパイプラインでのテストが進められています。
Graciaの技術は、ファッションブランドKarl Kaniのランウェイショーで使用されました。ヨーロッパ最大級のテーマパークであるPortAventuraでの体験提供にも活用されています。共同創設者のゲオルギー・ヴィソツキーは、品質とパフォーマンスに限界があったボリューメトリックビデオが、ガウシアン・スプラッティングによってその差を埋めると述べています。
https://x.com/EWOR_official/status/2000509862824841397
参考
Auganix.org
TechFundingNews
Gracia AI
もぐら関連記事


