デロイトトーマツコンサルティング合同会社は、各国のデロイトのテクノロジー・メディア・テレコムプラクティスが実施している「デジタルメディア利用実態調査」の日本における調査レポートを発表しました。
本調査レポートは14歳以上の消費者を対象としており、デジタルデバイスの保有やサービス契約、利用動向といったデジタルメディアの利用状況について、年代別に動向をまとめています。内容はAR/VRをはじめ、映像コンテンツ、ニュース、ソーシャルメディアなどのカテゴリに分類されており、デジタルメディアの浸透状況や利用における課題が分析されています。本記事では、AR/VRのデータについて取り上げます。
VRヘッドセットの保有率は前年と変わらず、使用頻度は増加
レポートによれば、VRヘッドセットの保有率は2017年と変わらず3%でした。また、VRヘッドセットで各アクティビティを使用する頻度についての質問では、前年と同じく「ゲームで遊ぶ」用途が高い結果となりました。その他では「映画やテレビ番組の視聴」「教育」など幅広い用途で使用頻度が増加しています。
コンテンツ視聴や情報収集にも関心が広がる
また、AR/VRの用途別の関心度では上記画像のような結果となりました。10代から30代前半ではAR/VRゲームへの関心が高い他、映画やテレビ番組のコンテンツ視聴、自分の周囲に関する情報取得などにおいて、幅広い世代で興味が示されているようです。
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