VR体験施設を運営するDreamscape Immersive(以下Dreamscape)は、映画「ヒックとドラゴン」シリーズを題材とした、新VRコンテンツ「DreamWorks Dragons Flight Academy」(以下Dragons Flight Academy)を発表しました。ロサンゼルスの同社旗艦店で、2019年12月13日から提供が開始されます。
「Dragons Flight Academy」は、最大8人で体験できるフリーローム式のVRコンテンツ。公式サイトによれば、ロサンゼルスのほか、スケジュールは未定ながらテキサス・ダラスでも提供が行われる予定とのこと。本作の体験者たちは、自分たちのドラゴンを手懐け、「隠された世界(Hidden World)」での大胆な救出ミッションを完遂しなければなりません。
米メディアVRScoutによれば、本作の物語はバーク島からスタートするとのこと。この島では、時折訪れる密猟者たちを撃退しながら、ヴァイキングとドラゴンたちが平和に共存して暮らしています。体験者たちは、この世界初のドラゴン飛行アカデミーで訓練を受けますが、訓練中、何者かがバーク村を襲撃をします。体験者たちはチームを組み、「隠された世界」の深部までドラゴンたちの救出ミッションに挑みます。
関係者のコメント
「Dragons Flight Academy」のリリースについて、本作のプロデューサーを務めるhristina Lee Storm氏は、以下のようにコメントしています。
「Dragons Flight Academy」は、映画(ヒックとドラゴン)3部作の特長である素晴らしいストーリーと記憶に残る登場人物たちを(再現しており)、加えてユニークなインタラクティブ体験によって、ファンと新規の体験者の両方に、心に残る感銘をお届けします。
(「Dragons Flight Academy」での)冒険は、体験者の皆様に新たな領域の楽しさを提供します。この体験は、皆様が(Dreamscapeの)施設を繰り返し訪れるきっかけとなることでしょう。
Dreamscape Immersiveについて
Dreamscape Immersiveは、2016年に創業されました。体験型VRコンテンツの開発や施設運営を行っており、2017年9月にはシリーズBで3,000万ドル(約34億円)を資金調達しました。米大手シネマチェーンのAMCとの提携や、スティーブン・スピルバーグ氏や21世紀Fox、IMAX、ワーナー・ブラザーズが出資を行っていることでも知られています。
(参考)VRScout
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