1月6日、バーチャルイベントプラットフォーム「cluster」を運営するクラスター株式会社は、総額8.3億円の資金調達実施を発表しました。この調達により、さらなる事業拡大に向けてプロダクト開発やマーケティング強化を図ります。
また、資金調達にあわせて株式会社テレビ朝日ホールディングス(テレビ朝日)と株式会社Wright Flyer Live Entertainment(WFLE)の2社と業務提携契約を締結しています。
本調達は、KDDI Open Innovation Fund 3号、テレビ朝日、WFLE、31VENTURES Global Innovation Fund 1号、個人投資家を引受先とした第三者割当増資によるものです。
バーチャル空間の用途拡大と利便性向上を目的として2社と連携
「cluster」はVR空間で大人数が同時接続し、VRイベントに参加できるプラットフォームです。VRライブや発表会などの催しで利用されています。
今回の業務提携契約を提携により、テレビ朝日とは双方の保有する資産を活用し、バーチャルイベント事業や映像配信事業などにおいて包括的な連携を行い、コンテンツの企画・開発を検討していくとのことです。一方WFLEとは、同社の提供する「REALITY」のサービス上で作成したアバターを「cluster」で簡単に利用できる機能開発を共同で行う他、コンテンツ開発に関する連携も強化していくとのこと。