メタバースプラットフォーム「cluster」を提供するクラスター株式会社が、今後の主要な取り組みを発表しました。産業分野での活用を強化し、次世代メタバースの実現を目標としています。
クラスター社は創業以来、「人類の想像力を加速する」を企業ビジョンに掲げ、ユーザーが自由にコンテンツを作成し、その価値を共有できる環境作りを手掛けてきました。同社は現在、産業利用の強化を図る「インダストリアルメタバース」事業を拡大中です。この分野の業績が好調であることから、新組織「インダストリアルメタバースチーム」を新たに設立しました。
同チームは産業分野に特化しており、建築・都市計画におけるBIMやCADデータの活用を推進します。また製造業や物流業界での可視化・シミュレーション技術の提供や、デジタルツインを活用した防災訓練、市民参加型の避難訓練などの支援にも取り組む方針です。

(3D都市モデルとハザードマップを組み合わせた災害シミュレーションの事例。cluster上で再現された街に水害や津波が起きた場合の様子を体験できる)
さらに、医療分野へのXR導入や、AIを使ったリアルタイム3次元空間の生成にも注力予定。すでに複数のプロジェクトが進行中であることも明らかにしました。
研究開発についても強化し、社内の「クラスターメタバース研究所」の活動を拡大しています。同研究所は大阪・関西万博の「フューチャーライフエクスペリエンス(FLE)」に協力しました。
クラスター社は今後、産業でのメタバース活用を中心として、より社会に根付いたプラットフォームの実現を推進していく方針です。
