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投資 2023.03.24

シンガポールのスタートアップ「BuzzAR」が380万ドルを調達、メタバース事業参入へ

シンガポールを拠点とする拡張現実(AR)およびAIスタートアップのBuzzARは、F50 Elevateから380万ドルを調達しました。調達資金で同社は従業員の増員と米国でのオフィス設立を計画、数週間以内にアバターNFTプラットフォーム「CryptoToon」の立ち上げも予定しています。

今回の資金調達には、Marina Bay Sandsの元幹部であるIan Wilson氏と、SenzeCareの共同創業者であるPeter Hlavnicka氏も参加しています。


(出所:BuzzAR)

同社は2018年に、Singtel(*1)やMarina Bay Sands(*2)で勤務していたBell Beh氏と、ディープテック業界(*3)でエンジニアとして10年以上の経験を持つKen Lim氏によって設立されました。小売企業やコマース企業向けに、パーソナライズされた位置情報をベースとしたAR体験の構築を支援しています。

同社は昨年9月にも、収益型資金調達プラットフォームChoco Upから63万ドルを調達しています。

*1:シンガポールを本拠とするアジア最大級の通信会社。
*2:シンガポールのマリーナ・ベイに面した統合型リゾート(IR)。
*3:特定の自然科学分野での研究を通じて得られた科学的な発見に基づく技術。

(参考)Tech in Asia, Businesswire


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