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業界動向 2018.09.21

英AR企業Blippar、3,700万ドルの資金調達 屋内ナビゲーションを開発

イギリスのARスタートアップBlipparは、3,700万ドル(約41億円)の資金調達を行いました。新規顧客開拓や新製品リリースを行い、今後1年で利益の確保を目指すとしています。
しかしARを使った様々なサービスを打ち出す一方で、経営には苦戦する様子も見受けられます。

ARマーケティングやマッピングのスタートアップ

Blipparは2011年創業、これまで現実の物にARタグを付けるツールや、スマートフォンを使ったビジュアルサーチなどを手がけてきました。2017年夏にはアプリ「AR City」をリリース。スマートフォンのカメラを使ってユーザーの位置を特定し案内するもので、同社によればGPSよりも高い精度を誇るとのことです。アプリは300以上の都市に対応しています。

このように早くからARの活用を進め、また市場からAR技術への関心が高まっていますが、Blipparのビジネスの状況は芳しくありません。事業レポートによれば、2016年3月末までの16ヶ月間で売上は1,120万ドルの一方、3,150万ドルの損失を計上しています。

頻繁なビジネスモデル変更が原因?

この背景について一部のアナリストは、同社の方向性がしばしば変更する点を挙げています。ARタグというマーケティングツールから、コンピュータービジョンの活用やARマッピングへ。そして直近では、屋内でもユーザーの位置を特定し、地図や広告をARで表示するサービスを発表しています。

この屋内でのナビゲーションシステムは、AR広告を表示するという点で確かに同社のルーツ、マーケティングや広告と繋がりを持っています。しかしビジネスモデルの頻繁な切替が、Blipparの経営にマイナスの影響を及ぼしているという見方もあります。

屋内のナビゲーション、広告サービスは現在開発段階。Blipparは2019年前半にリリース予定としています。

(参考)VRFocus
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