2021年11月現在、アメリカで、店舗型のVRフィットネス施設(ジム)「Black Box VR」が着実な成長を遂げています。
「Black Box VR」は、カリフォルニア州やアリゾナ州などで展開しているジム施設。会員はVRヘッドセットを使用して、チェストプレスやスクワットといったトレーニングを、VRゲームを楽しみながら行えます。同ジムの発表によれば、現時点で、累計“リフト重量”は10億ポンドに達するとのこと。
ジムの支払いは月額制。専用のコンパニオンアプリも用意されています。「 Black Box VR」は、これまでに約130万セットのトレーニングがVR内で行われ、運動の回数自体は、約2,000万回に達すると説明しています。
「Black Box VR」がトレーニングで使用するVRゲームは、オリジナルの作品。プレイヤーはヒーローを収集し、全身フィットネスによって敵と戦います。プレイヤーの動きはゲーム内に反映され、それが相手への攻撃に。1バトルは30分に設定されており、ウェイトを増加させると、負荷が上昇する一方、攻撃力もアップするそうです。
トレーニングを続けていくと追加キャラクターがアンロックされるほか、ゲーム内のレベルが上昇。システム側はプレイヤーの動作を自動的にトラッキングしており、ウェイトなどを調整、“チャレンジング”な体験を提供します。各種データは、アプリから確認できるとのことです。
(参考)VRScout
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