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AR/MR 2018.08.23

Xperia XZ2も グーグルのAR機能ARCore対応機種が追加

グーグルは、Android向けのARプラットフォーム「ARCore」に対応するデバイスのリストを更新しました。新たにサムスン、ソニー、Nokiaのスマートフォンが追加されています。

Android、iOS対応のARプラットフォーム

「ARCore」は、グーグルが展開するARプラットフォームです。複数のユーザーが同じAR空間にアクセスできる「Cloud Anchors」などの機能を特徴とし、ARアプリの開発を促進しています。

今年2月にARCore1.0がリリースされた際、対応するデバイスは13機種でした。今回のアップデートでは、新たにサムスンのGalaxy Note 9、Galaxy Tab S4、ソニーのXperia XZ2、Nokia(ノキア)のNokia 6.1 Plusが追加(Galaxy Note 9、Galaxy Tab S4、Nokiaは記事執筆時点では日本で取扱なし)。8月23日現在、65のAndroidスマートフォン及び12のiOSデバイスに対応しています。
最新のリストはこちら

https://www.youtube.com/watch?v=Qw9LuHHYzRc

ARCoreの弱点とは

ライバルのアップルも同様にARプラットフォーム「ARKit」をリリースしていますが、両者には大きな違いがあります。ARCoreは、各デバイスが個別に対応しない限り、ARCoreを利用できる機種・ユーザーは増えません。

これに対してARKitはiOSと一体化した機能のため、全てのiPhone、iPadユーザーは自動的にこのプラットフォームを利用できます。

但しARCoreのこの欠点は、裏返すと「OSのアップデートなしにAR機能だけを変更できる」という強みだとも言えます。

グーグルはARCoreの弱点を補強すべく、今後も対応するデバイスを増やしていくと見られます。

(参考)Next Reality


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