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作業補助・ナビゲーション 2018.06.26

ナショジオがAR星空観察 星座や惑星の名前を表示して分かりやすく

星空を観察するには、望遠鏡や星図を使うのが一般的です。プラネタリウムに出かけるという方法もあるでしょう。最近では、VRのプラネタリウムアプリも複数発売されています。

世界的に知られる雑誌「ナショナルジオグラフィック」を発行するナショナルジオグラフィック社と、紙製のARヘッドセットメーカーAryzonは、カナダの大自然の中で体験する世界初の屋外ARプラネタリウムをオープンしました。

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広大な森と空に囲まれて星空観察

プラネタリウム「ObservEtoiles」が設置されたのはカナダ・ケベックのオー・ディエーブル・バート。周囲を森に囲まれた山間にあり、明かりに邪魔されず暗い空を楽しめる場所として知られています。両社はこの場所に、AR技術を使ってこれまでにない星空観察を創り出そうと考えました。

プログラムは20時~22時にかけて行われ、コンテンツ体験時間は約1時間です。会場ではAryzon社のARヘッドセットが配布されます。高度1,000フィート級の山に、広大な空と森。この素晴らしい環境の中で、ARの星空観察は行われます。

実際の空を見上げながら、星座やそのイメージの絵、星の名前が活き活きと紹介されていきます。衛星が空を横切っていくのも見えます。

ヘッドセットを持ち帰って自宅でも体験

体験終了後、ARヘッドセットは自宅に持ち帰ることが可能です。プラネタリウムアプリを自身のスマートフォンにダウンロードすれば、どこでも星空観察が出来るようになります。

6月23日にオープンしたプラネタリウムの収容人数は最大180人。料金は一人45.99ドル(約5,000円)です。「ObservEtoiles」の公式ウェブサイトから予約を受け付けています。

(参考)VRScout
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