アップルが、指や手の動きを認識するVR向けグローブの特許を取得しました。特許の正式名称は「IMU-Based Glove」。これは2018年に米国特許商標庁(USPTO)に出願されていたもので、2020年12月29日に特許付与となりました。
手の動きを認識、触覚フィードバックや温度センサーも
特許によれば、この「VR向けグローブ」には動きの認識用に慣性計測装置(IMU)が搭載されているほか、指先の状態を検知するための電極が組み込まれているとのこと。図からはフォースセンサー(力センサー)や触覚フィードバックのためのアクチュエーター、温度センサーなども確認できます。
アップルは製品化の有無に関わらず、数多くの特許を出願・保有していることで知られています。このタイミングでの特許取得が、同社の戦略にどのような影響を及ぼすのか注視したいところです。