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未来感じる「瞬間移動」、ANAが取り組む「ANA AVATAR」

全日本空輸株式会社(ANA)は遠隔地に実際に存在しているかのような臨場感をもたらす”テレイグジスタンス”を活用する「AVATAR(アバター)」事業を開始しています。

https://www.youtube.com/watch?v=gqWXQnGFZNU

「AVATAR」とは、ANAが取り組んでいる「遠く離れた場所に、操作している人があたかもそこにいるかのような感覚をもたらす」技術です。実現にはロボティクスやVR、AI、力触覚(ハプティクス)、通信、センサーなどの技術を統合することが必要とされていますが、現状は個別での研究開発が進んでおり、統合・実現には時間がかかると予想されます。

ANAはこうした分野に対し国際賞金レース「ANA AVATAR X PRIZE」を開催し、競争により研究・開発を加速、一台であらゆるタスクを遂行できるアバターを早期に実現させるため、様々な取り組みを行っています。

今回はAVATAR事業、そしてANAによるAVATAR事業への取り組みを総称する「ANA AVATAR VISION」についての発表をレポートします。

新しいライフスタイルとしての提案

発表ではANAホールディングス株式会社の代表取締役社長、片野坂真哉氏が登壇。遠隔地から感覚をもたらすAVATARを”瞬間移動”に例え、具体例やデモ内容を紹介しつつ「離れた場所に身体は移動していなくても、触覚や味覚をリアルに体験できる『AVATAR』、そしてそのポリシーを『AVATAR VISION』として打ち出したい」と語りました。

現状のVRは視覚や音の体験が主流となっていますが、AVATARでは物体の温度や触った時の感触といった、様々な感覚を遠隔地で体験できるものを目指しています。

片野坂氏は”釣り”を例えに、AVATARで実現することの一例を説明します。ケガをして釣りに行けない人がいるとして、その人の「遠く離れた海の魚を釣りたい」「その魚が釣り竿を引っ張る力を体験したい」「そして、その釣った魚を東京で取り寄せて食べてみたい」といった願いを叶えることができる技術であるとのこと。

同氏は最後に「ANAのAVATAR技術を、日本や世界の皆さんの、新しいライフスタイルとして提供したい」と締めくくりました。

会場には様々なデモ展示、20194月にはサービス化を視野

「AVATAR」事業は2018年3月時点ではプロトタイプの改修やコンセプト設計段階ですが、2018年下旬からは実証実験を開始、2019年4月以降には何らかの形でサービスを開始するとしています。

発表会場には、今回の取り組みに参画する企業や団体による、様々なデモが設置されていました。いずれも「あたかも自分がその場にいるかのような感覚」を与えることをテーマとしています。以下、それぞれのデモの様子や概要をレポートします。

釣り竿の動きや感触を遠隔地と同期、魚釣り体験

「ANA AVATAR FISHING」ではVRヘッドセットとカスタマイズされた釣り竿を使用し、遠隔地にある釣り竿にかかっている力や触感を再現、まるで本当に釣りをしているかのような体験が可能。慶応義塾大学の野崎貴裕氏らによる「Team Re-al」が出展を行っています。

体験者が釣り竿を動かすと、大分県佐伯市にある釣り堀に設置された釣り竿と動きを同期する仕組みです。釣った魚は後日自宅に届けることも可能とのこと。

操作する方の釣り竿には肘置きがセットされており、モーター等で遠隔地の釣り竿の感触を伝えます。実際にデモを体験してみたところ、確かに釣り竿のしなりやかかっている力を体感することができました。こちらからの一方通行ではなく、向こう側からも力がかかってくるというのがポイントです。

(今回のデモでは、カメラとしてリコーの360度カメラ「THETA V」を採用、VRヘッドセットは視線追跡機能を持つ「FOVE」が使用されていた)

手のひらの動きをキャプチャ、海中でつかみ取り

VRヘッドセットとロボットアームを組み合わせ、遠隔地でダイビングしながらのつかみ取りなどを体験できる「ANA AVATAR DIVING」。VRヘッドセットを装着し、アームについたカメラで映像を見ながら、手元のセンサーで手の動きをキャプチャ、アームを動かすことができます。

水中操作を行うアームはワイヤーで制御されており、水中でも問題なく稼働できるとのこと。「ANA AVATAR FISHING」と同じように、つかみ取りで採集した貝を自宅に届けてもらうことも可能です。


(手の動きのキャプチャには「Leap Motion」が使われていた)

美ら海水族館を360度見まわせるリアルタイム映像


(このパネルの遠隔中継マシンを使用し、遠くの映像などを届ける仕組み)

凸板印刷による、遠隔地の水族館や美術館、博物館、動物園などを実際に動き回って鑑賞できるサービスが「ANA AVATAR MUSEUM」です。デモでは沖縄の美ら海水族館に設置された360度カメラを使い、館内にある水槽の様子を見回せるようになっていました。映像はリアルタイムでの表示です。

当日は4K映像を引き延ばしたものを12K相当のモニターに表示しているとのことでしたが、次世代の高速通信技術である「5G」の実用化などを経て、より高解像度での表示が実現できるようになるとのこと。PCに接続したコントローラーでカメラ操作や移動もできます。

加えて、VRヘッドセットなどを利用して視聴することも可能。教育現場や施設などでの利用や、移動が難しい高齢者などが、旅行先を訪れた子供とこのシステムを使って合流すること等を想定しているそうです。

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この記事を書いた人

水原由紀

あちらとこちらを往復する。某ゲーム系の制作会社でプランナー・進行管理・その他もろもろを経てMoguraに合流。現在は編集記者としていろいろ担当しています。デジタルゲームやVR/AR/MRにおける物語体験や、フィクション/プレゼンスのありかたに興味。ゲーミングコミュニティ「ポ」の管理者のひとり、という側面も。 Twitter:@mizuharayuki

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