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音声アシスタント×ARスマートグラス アマゾンも開発か

英紙Financial Timesによると、EC大手のアマゾンは現在スマートグラスを開発中です。これは同社の音声アシスタントである『アレクサ』にスマートグラスからアクセス可能にするもの。本デバイスは現時点では多くの情報は公開されていませんが、骨伝導機能を搭載しており、顔の骨に振動を与えて音を伝える技術を使用しているとのことです。


現在、複数のメーカーが情報を現実に重ねて表示するARスマートグラスの開発に取り組んでいます。グーグルは同社のスマートグラス『グーグルグラス』のリニューアル版をエンタープライズ向けに提供しています。またアップルもARヘッドセットに関連する特許を取得しています。ODGなどスマートグラスの専門メーカーも登場しています。

音声アシスタント『アレクサ』の普及が鍵

これから様々なメーカーによるスマートグラスが市場に登場することが予測されます。AR開発では後発のアマゾンのスマートグラスが普及するには、同デバイスで使用できる音声アシスタント『アレクサ』の普及が重要になります。

現在『アレクサ』は専用のスマートスピーカー『Amazon Echo』に向かって喋りかけることで使用可能。音声コマンドによってデバイスを操作します。これによってニュースの読み上げや音楽をかけたりすることができますが、ユーザーは指示を出す際にスピーカーの近くにいる必要があります。しかし、スマートグラスから『アレクサ』にアクセスできれば、ユーザーはどの場所にいても音声アシスタントに指示を与えることができます。

これによって、たとえばスマートグラスを装着したまま『アレクサ』に指示を出して、ガレージのドアを開けたり、照明の点灯や消灯、テレビの操作、風呂を沸かす、コーヒーを淹れるなどの指示を与えることが可能になります。

前提として様々な家電や家の設備が『アレクサ』に対応している必要があります。現在、音声アシスタントデバイスは複数のメーカーから発表されています。グーグルの『Google Home』(日本でも2017年秋に発売)やアップルの音声アシスタントSiriに対応した『HomePod』、LINEの『WAVE』など。一方で、さまざまな音声アシスタントが登場してしまうと、プラットフォーム間の互換性の問題が発生します。これに対しては、マイクロソフトとアマゾンは両社の音声アシスタントの統合を目指しており、1つのデバイスで複数の音声アシスタントを操作できるようになる可能性もあります。

現在、『Amazon Echo』は日本では未発売ですが、近いうちに日本語に対応した『アレクサ』を使用できるようになる可能性もあります。スマートグラスでどのようなことが可能になるのか、続報に注目されます。

(参考)
UploadVR / Amazon’s New Smart Goggles Might Make Sense, If Alexa Is Everywhere(英語)
https://uploadvr.com/amazons-new-smart-goggles-might-make-sense-alexa-everywhere/

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