「週間振り返りXRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VRやAR、MR、そしてメタバースに関する最新情報をギュッと縮めてお届けします。
目次
1. Cellid、Qualcommの「Snapdragon START」に参画 ARグラス開発を加速(10.14)
2. EON Reality、作業支援「Field IQ」のMeta VR Glasses対応を発表(10.13)
3. Lockheed Martin Canada、裸眼3Dディスプレイ開発企業Avalon Holographicsに1,170万カナダドル出資(10.13)
4. 日本車両とNEC、鉄道車両の設計レビューや保守訓練に使えるVRアプリを共同開発(10.13)
5. クラスターが不登校支援向けバーチャル空間を構築(10.14)
6. 注目!Mogura VRからのお知らせコーナー
1. Cellid、Qualcommの「Snapdragon START」に参画 ARグラス開発を加速(10.14)
Cellid株式会社は、Qualcomm Technologiesのスマートグラス向け開発支援プログラム「Snapdragon START」への参画を発表しました。同時に、Snapdragon AR1+ Gen 1プラットフォームを搭載した両眼式フルカラーARグラスのリファレンスデザイン「Crux」を公開しました。
「Crux」は光学シースルー方式のガラス製ウェイブガイドを採用しており、高解像度・高輝度な映像表示と、一般的なメガネのような自然な装着感を両立しています。
同社はQualcommのSDKを活用することで開発期間の短縮と品質向上を図り、デバイスメーカーがARグラスを迅速かつ低コストで製品化できる環境の構築を目指します。「Crux」はアトランタで開催される展示会にてデモンストレーションが行われます。
2. EON Reality、作業支援「Field IQ」のMeta VR Glasses対応を発表(10.13)
EON RealityとEON AI Venturesは、作業支援プラットフォーム「EON Field IQ」を2027年春発売予定の新型VR端末「Meta VR Glasses」に対応させると発表しました。
本端末は約100gと軽量で、視線やタップ、音声で操作し、スマホ連携なしで動作します。「Field IQ」では、作業者が機械を見ると部品名が3Dで実物に重ねて表示され、音声による手順操作や完了判定が可能です。誤手順時の警告や実寸でのVR研修、作業記録の出力にも対応します。
さらに、等身大の相手が現れるホログラム通話を利用した遠隔支援にも対応し、専門家と視界を共有しながら作業指示を受けられます。2027年春の端末発売に合わせて展開される予定です。
3. Lockheed Martin Canada、裸眼3Dディスプレイ開発企業Avalon Holographicsに1,170万カナダドル出資(10.13)
Avalon Holographicsは、Lockheed Martin Canadaから計1,170万カナダドル(約12億8,700万円)の出資を受けると発表しました。Avalonはヘッドセットなしで複数人が同時に立体映像を観察できるホログラフィックディスプレイを開発するカナダ企業です。
今回の資金は、卓上型プロトタイプや大型フラットパネル型ライトフィールドディスプレイの開発、および専門人材の雇用に充てられます。一方、Lockheed Martin Canadaはカナダの産業技術便益政策に基づき出資を行っており、防衛分野における訓練やシミュレーション、作戦計画での活用を視野に入れています。
立体映像のチーム共有により、複雑な作戦環境を直感的に把握できる環境を実現する狙いです。
4. 日本車両とNEC、鉄道車両の設計レビューや保守訓練に使えるVRアプリを共同開発(10.13)

日本車両とNECは、鉄道車両の設計レビューや保守訓練に活用できるVRアプリケーションを共同開発したと発表しました。
本アプリは3Dデータをもとに車両をバーチャル空間に再現し、設計者が試作車なしで実物に近い感覚で設計を検証できます。空間内への乗客マネキン配置や過去事例の表示機能も備えています。さらに、部品の移動や工具モデルを用いた保守作業のシミュレーション、部品の重量・材質表示が可能です。乗務員や清掃スタッフの訓練にも利用でき、機器操作や異常時対応、避難誘導、清掃動線の確認などに役立ちます。
すでに両社の設計レビューで導入されており、将来的には鉄道業界向けサービスとしての外販を目指しています。
5. クラスターが不登校支援向けバーチャル空間を構築(10.14)
クラスター株式会社は、広域自治体が実施する不登校支援事業向けに3Dバーチャル空間を構築したと発表しました。
子どもたちが学校外でも安心して自分のペースで過ごし、学べる環境を提供することを目的としています。職員や支援員向けには、児童・生徒の滞在状況を一目で把握できる管理機能が搭載され、適切なタイミングでの見守りや声かけを支援します。
一方、子ども向けにはワンタップで仲間にリアクションを送れる「応援」ボタンを用意し、会話に躊躇する子どもでも緩やかにつながれる工夫が施されています。さらに、他自治体の参加者と交流できる「教育庁フロア」や「部室」を設置し、段階的なコミュニケーション拡大を促します。
6. 注目!Mogura VRからのお知らせコーナー
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