9月18日、米国特許商標庁(USPTO)の譲渡記録に、ソニーグループからMeta Platformsへの特許譲渡が登録されました。契約の締結日は2026年4月30日です。
譲渡の対象は21件です。発明の名称には、バーチャル画像の表示や、実物体を使ったバーチャルオブジェクトの操作、表示制御などが並びます。譲渡の金額や条件は記載されていません。なお、USPTOは記録した譲渡内容の有効性を検証していないとのこと。
ソニーはこれまで、ゲーム向けVRヘッドセット「PlayStation VR2(PSVR2)」と、業務向けヘッドセット「SRH-S1」を展開してきました(※PSVR2の開発は子会社のSIEが担当)。しかし、PSVR2に関しては継続的なアップデートが2025年頃から途絶えています。
一方、Metaは、新型VRグラス「Meta VR Glasses」の発売を来年春に予定するなどハードウェア事業に力を入れています。譲渡の目的は記録に記載されていませんが、Metaがソニーの技術の権利を取得して自社の開発を加速させる狙いがあると推測できます。
なお、ソニーはXR関連の取り組みを続けています。同社は現在、空間コンテンツ制作向けのソリューション群「XYN」を提供中で、人の身体をトラッキングするモーションキャプチャー機器や、空間再現ディスプレイの提供などを法人向けに実施しています。7月8日には、ソニーマーケティングが法人向け展示会「Creative Solution Showcase 2026」を開催。そのなかでも、XR関連技術を活用したロケーションエンターテイメントの取り組みをアピールしていました。
