9月24日、UnityはMeta VR Glassesへの発売初日からのサポートを発表しました。Meta VR Glassesは、Meta Connect 2026で発表されたVRデバイスです。一般発売は2027年春の予定です。
Meta VR Glassesの重量は約100gで、Metaが開発したVRデバイスの中で最も軽量です。ディスプレイは5Kで、主な操作方法は手と目による入力です。ストアのほか、XR機器向けアプリ開発の共通規格であるOpenXRの基盤も既存のQuestと共有しています。そのため、Questアプリは発売初日から利用できます。
Unity 6.6は、このOpenXRを通じてMeta VR Glassesでの開発に対応します。既存のQuestプロジェクトであれば、最小限の変更で移行できます。開発に使うのは、XR Interaction ToolkitやXR Hands、XRI Simulatorといった従来のツールです。XRI Simulatorを使えば、実機がなくても入力をテストできます。なお、対応にはUnity 6.6以降が必要です。
デバイスの新機能にも対応しています。アイトラッキングのデータは、視線の中心だけを高解像度で描画する中心窩レンダリングに使えます。これにより、視線を使った操作の設計にも活用できます。クアッドビューレンダリングは、各目の周辺部を中央部より低い解像度で描く手法で、見た目の品質を保ったまま、GPUの負荷を抑えられます。空間オーディオでは、頭上の4チャンネルを含む7.1.4chのサラウンドもサポートされました。
すでにSupernaturalやCardmada、Dragon Grove、『Two Point Hospital – MR Edition』などのタイトルが、UnityでMeta VR Glasses向けの開発を進めています。『Two Point Hospital – MR Edition』を手がけるSoul Assemblyのリードゲームデザイナー、ミゲル・ゴンサルベス氏によると、開発のワークフローはQuest 3とよく似ていました。そのため、手持ちのツールと経験をそのまま活かせたとのことです。
10月1日には、Unityを使ったMeta VR Glasses向け開発を解説するライブ配信が行われます。配信にはMetaの担当者が出演します。アイトラッキングやクアッドビューレンダリングのデモに加え、既存のQuest体験にMeta VR Glassesへの対応を追加する手順も紹介される予定です。
参考
https://unity.com/ja/blog/build-for-meta-vr-glasses-with-unity





